SIG るーみっくわーるど SIG るーみっくわーるど」は、漫画家 高橋留美子先生(るーみっくわーるど)の作品が好きな仲間が集まっているグループです。 るーみっく好きなメンバー間コミュニケーションのためのチャットや掲示板の提供、るーみっく系イラスト・小説・リンク集の公開などを行っています。 オフ会も不定期に開催されています。1992年6月にPC-VAN上で誕生した歴史あるグループです。
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投稿日時:96/11/ 1 10:54 投稿者ID:YSC07892
#7163/8668 コミュニケーションボード
★タイトル (YSC07892)  96/11/ 1  10:54  ( 84)
ネタバラ>新感線ゴージャス観覧記  カモチャン
★内容
 このけも先生のイラストは「らんま」が終了する頃に先生が一人
で描かれたそうです。そしてこのイラストを参考にして脚本を書い
ていったそうです。(パンフより。なお話しの大筋は最初から決定
済みとのこと)
 また今回グッズとしてけも先生の宣伝チラシと同じデザインの表
紙のパンフとテレカ,ポスターが販売されていました。ファンクラ
ブの会報に「ポスターはまんだらけに売ったら高く値が付くかも(噂)」
などと書かれていました。おいおいいいのかよ。それでパンフ一部
とポスター,テレカを二つずつ買いました。今度の合同OFFに参
加できましたら、このポスターとテレカをオークションに出品した
いと考えています。
 今回の芝居はとても面白いです。後ろの方でサイドでしたら当日
券が出ると思いますので、よろしかったら観て下さい。
 それでは以下は感想です。ネタバレになるので読みたくない人は
すっ飛ばして下さい。


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劇団新感線ゴージャス公演「花の紅天狗」

日程 大阪 10月25日(金)〜30日(水)
   東京 11月3日(日)〜15日(金)

会場 大阪 シアタードラマシティー
   東京 サンシャイン劇場

 いつも新感線の舞台は観ていますが、今回は特に思い入れと期待
を持って観に行きました。それは木野花さんが客演されたからです。
 木野さんと言えば小劇場界では大変有名な方ですが、残念ながら
今まで彼女の舞台は観たことがありませんでした。そんな中「こど
ものおもちゃ」で紗南ちゃんママ役で出演していのを観ました。ド
スの利いた迫力があると思えば突然オチャラケになる役柄。私はて
っきり彼女の意外な部分の演技だと思いました。そして知り合いに
「木野さんってどんな演技するの?」と聞いたら、「面白いよ」と
答えてくれました。これでますます彼女の舞台が観たくなって、そ
こに劇団からのDMが届きました。
 それで実際観て、ホントにおかしい人でした。そしてとても恐い
(マジで)人だなと思いました。
 今回は前から2列目というとても良い席で観れたにもかかわらず、
体調が最悪でした。それでもとても楽しい気分になれました。PA
から出る体に響く音は元気になりますね。
 今回の話しは「ガラスの仮面」のパロディーをベースに必殺,特
撮,コスプレネタを入れていました。(古田さん、冬コミに綾波,
詩織。侮れない人だ)役柄としては木野さんが月影先生をやってい
ました。もうあまりに凄いハマリようでした。彼女以外に月影先生
の役は考えられないほどてした。そして彼女の怒迫力&ブッ飛んだ
演技の前にはヒロインの高田聖子さん,適役の古田新太さんの演技
が霞んでしまう程でした。今回の主役はやはり木野さんだったと思
います。
 役柄、劇中で演技指導の場面が何度も出てきます。それも月影先
生ですからほとんど犯罪に近い(笑)モノがありました。でも後で
パンフを読んだら彼女の実際の演技指導自体が月影先生そのものと
知り、あれが地だったのと思うとゾッとする反面とてもおかしかっ
たです。しかももう50近いのにあのテンションが出来るとは・・
・。つくづく凄い人だ。そして最後のシーンで「女の幸せは舞台に
捨てました」というセリフ。しみじみしているな〜。ところで「こ
どちゃ」の収録でも「命賭けてー!」と叫んでいるのだろうか?(^_^;)>
 それから木野さんの演技に隠れてしまいましたが、植木潤さんの
女形のぶりも凄いです。知らない人が観たら絶対に女優と間違えた
だろうな。またこの女形を活かした二重人格入れ替わり演技がとて
も笑えました。またこれをワザとクサくやるんだよな〜。
 そしてもう一人の客演の川崎悦子さん。この人はもともと振り付
け師なんです。ですから舞台での彼女のダンスは他の誰よりもキレ
が鋭かったです。
 一方劇団員の聖子さんと古田さん。どうしても木野さんの怒迫力
パワーに隠れてしまいましたが、やはり光っていました。二人とも
ボケ顔とマジになった顔とのギャップに魅力を感じます。聖子さん
は以前は脇役が多かったのですが、いつの間にかヒロインを演じる
ようになっているし。いったい彼女の中で何がはじけたのだろう?
そんな事を考えながら彼女を観ていました。ところで古田さんはバ
ニーガールスタイルになりましたが、・・・思いっきり体型が崩れ
ている。(^O^)あれではもうスパッツは履けないわな〜。
 後演出的にはエンディングのシーンをやりながら、キャスト紹介
をやっていくのが何か映画的でとても格好良く見えました。それか
ら今回はクィーンの替え歌をやった以外はほとんど洋楽はかけませ
んでした。こういう点でもいつもとひと味違った作品になっていま
した。それにしても高橋留美子さんが描いた宣伝チラシで蕎麦を持
った美青年が右近さんだったとは・・・(^O^)あまりに違いすぎる。
 いやー今年は春が「野獣郎剣参!」秋がこの作品。二つともとて
も素晴らしい出来で、今年は当たり年でした。また来年の活躍を期
待します。


                         カモチャン
			
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