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#2427/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QFC98594) 96/ 5/19 6:28 ( 34) らんま>38巻の購入 HR ★内容 「コミュニケーションボード」の6825番で飛鳥杏華さんが触れられた38巻。 私は、翌日17日のお昼に購入しました。と言っても、コンビニエンスストア のクレジットカードですので、来月に引き落としです。 表紙が結婚式を素材とした図柄なのは、「めぞん一刻」を思わせます。好みを 言えば、「うる星やつら」34巻の鬼ごっこの図柄のように、静の状態よりも動 の状態の方が良いです。乱馬くんの掌の動きをして、よしとしますか。 裏表紙は,単行本掲載時に単色化された、最終話「扉絵」を再現しています。 初出誌である「少年サンデー」を保存するのは難しいため、単行本の裏表紙であ ろうとカラーで再現されるのは助かります。 内容は、連載を一気に読み直せて、話が一本の筋にはっきりとつながりました。 「らんま1/2」は「うる星やつら」と違って1週読み切りが少なかったため、 話(エピソード)の掴み方が難しい一面があったのではないか。 「うる星やつら」も最終エピソードは1巻分ありました。しかし「らんま」は 平常時からして数週連続でしたし、最終エピソードは2巻にまたがっています。 「うる星やつら」は、コマ割りは小さく情報量が多かったような気がします。 「らんま1/2」は「うる星」に慣れた視点では間延びした観があるでしょう。 これは視点を変えると、「らんま」はゆったりと読むことが前提になっていそう です。連載時よりも、単行本の状態が最も楽しめるエピソード構成であると、言 えそうです。 内容は人間火炎放射器の繰り出す芸…じゃなくて技と、鳳凰山の人々の振る舞 いぶりが目新しかったですね。それ以外で、目新しさについては無かったです。 それよりも、最終話まで吉本新喜劇のように、個性ある人々の集団劇を楽しめ ました。 目新しさよりも、個性ある人々の言動。これが、「らんま1/2」の最大の楽 しさの一つではなかったのかな。 いま、ふと思うことです。 QFC98594 HR