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#2742/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QEG72756) 97/11/ 8 7: 6 ( 67) 犬夜叉>「裏切り」…。なんか意味深だな。(^_^;) 飛鳥 杏華 ★内容 今回のサブタイトルは「裏切り」ですか。実は、前回までの展開が思いのほか緩 やかで、あまり読者の想像範囲からはみ出すことのないものだったので、そろそろ 読者を裏切ってみるのもいいのではとホームページの方に書いた矢先でした。 もちろん、偶然なんですが、なんともグッドタイミングですね。別に早売りのサ ンデーを読んだわけじゃないんですけど…。(笑) さて、今回ですが、高橋先生にしては珍しく、意識的な大ゴマの連続…。今シリ ーズの中で、この回に大きなウェイトを置いているということが、誌面からもしっ かりと伝わってくる回でした。 これまでの緩やかな展開は、こことのコントラストを出すために抑え気味にして いたということなんでしょうね。妙にじわじわときていた感じでしたが…。 犬夜叉のもとに歩み寄ったときと、「なぜ裏切った−」と叫んだときの表情の対 比が桔梗の複雑な心境を物語っているように思います。犬夜叉への想いがあったか らこそ、裏切られたことに対する怒りも大きいのでしょう。 それはそうと、犬夜叉と桔梗の言葉からすれば、ともに何者かによってだまされ た(互いに、相手が裏切ったと思い込まされた)わけですね。順番的には桔梗が襲 われたのが先なのかな? 今の段階では、まだ断定はできませんがね。 本物の桔梗は本物の犬夜叉に会う前に、にせ犬夜叉に爪で傷つけられている。一 方、本物の犬夜叉を襲った桔梗は負傷していなかった。つまり、本物の犬夜叉を襲 ったのはにせ桔梗だったわけです。 ここで、ちょっと気になるのが、襲われた桔梗がすでに四魂の玉を奪われている ということです。前回の犬夜叉の話では、桔梗にいきなり襲われた犬夜叉が、村を 襲って四魂の玉を奪ったということでした。すでに奪われているはずの四魂の玉を 犬夜叉は誰からどうやって奪ったんだろうか? そうなってくると、あの第1話冒 頭で犬夜叉が奪った四魂の玉は果たして本物だったんだろうか? そんな疑問も出 てきてしまうんです。 逆に、桔梗から四魂の玉を奪ったにせ犬夜叉は、奪った玉をどうしたんだろう? にせ桔梗になりすまして、本物の犬夜叉を逆上させ、わざわざ奪わせたんだろうか? とすると犯人の目的は四魂の玉そのものではなく、犬夜叉を殺す(桔梗によって封 印させる)こと…。あるいは、犬夜叉の人間化を阻止することだろうか? う〜む。 MR.M.E.さんが書いてますが、殺生丸犯人説もチラリとは考えました。し かし、殺生丸にその理由があるだろうか? 確かに、過去に何かあって、犬夜叉に 対して苦々しい思いを抱いてたようですけども、鉄砕牙を手にする前の犬夜叉との 力の差を考えれば、それほど気にするような存在じゃないように思うんですけどね。 わざわざ、そんなまわりくどいやり方しなくても、自分で殺せるくらいの力の差 はあったと思いますから…。ただ、犬夜叉にとって最も残酷な方法で殺してやろう と考えたのなら、あり得ない話ではないですね。 そうなると、そこまでしてやろうと思うようなことが、それ以前に犬夜叉と殺生 丸との間にあったということになってくるわけですが、それはそれでまた興味が湧 くところです。 しかし、初登場のとき、殺生丸は犬夜叉が封印されたことを伝え聞いたという感 じで語っていました。何も側近の邪見にまでとぼけてみせる必要なんてないと思う ので、その辺がちょっと引っかかるところですがね。(^_^;) さて、あっという間にやられてしまった裏陶ですが、やっぱりメインは犬夜叉と 桔梗の過去の話で、それを導くために配された捨て駒的存在でしたね。こういう使 い方を高橋先生は最近よくやってるように思います。 しかし、導いた妖怪の名が裏陶。そして、今回のサブタイトルが「裏切り」…。 うーむ、なんか意味深な感じが…。何の裏なんだろう? 誰の誰に対する裏切りな んだろう? いろいろとまた裏の意味を考えてしまいそうで…。(^_^;) 裏読みは 「らんま」で封印したつもりだったんですけどね。 QEG72756 飛鳥 杏華