#2920/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (MRN59168) 98/ 7/30 10:15 ( 72)
犬夜叉>第83話感想>仙人の薬 パソ通3年生
★内容
どうも、パソ通3年生です!
さて、前回は犬夜叉とかごめの「ラブラブシーン?」もあったり
一方で不気味に変化しつつ桃香人・・さてこれから一体どうなるか?
というところで終わりましたが・・・。
今回のお話は、「人間の心」を持つようになった犬夜叉がメイン
でして、半妖から徐々に人間として成長していくドラマ性が色濃く
反映された内容になっていました。
それにしても、かごめから「恋?」を知り、今度は「人間の心」
を理解するようになってきた犬夜叉・・たいへん気が早いのですが
最後はいったいどういう結末が待っているのでしょうか?
ということで・・・今回の感想をば(ちょっと長文です。m(__)m)
☆桃果人の秘密
なんと、桃果人は人間でした。
しかも、仙人になるために修行していたのが、手っとり早くなりた
いがために「師匠殺し」を行い、その肉を喰らった上で妖怪に変身
した者でした。
まさに、畜生道みたいな奴ですが、この桃果人、他方では「人間」
の弱さを反映しているようで・・・哀れみを感じてしまいます。
そんな中でも、以下の桃果人のセリフは印象的でした。
『人間なんてくだらねえよ。弱くてずるくて、朝から晩まで泥だら
けになって働いて、年とって死ぬだけなんてよ。』・・中略・・・
『おれは、そんなつまねえ生き方したくなかった』
ここから言えるのは、平凡な人生の否定であり、もっと上に行き
たいという上昇願望です。
この考え自体を抱く事は理解出来なくもありませんが(特に戦国
時代という特異性からも)桃果人はあまりにもそれが強烈だったた
めに、誤った道に行ってしまいました。
(ある意味では、「欲望」に支配されてしまった・・と言った方が
いいかもしれませんが・・・)
でも、うまく言えませんがこうなってしまった桃果人心境そのも
のに対しては、「人間の心の奥」に潜む弱さと嫌らしさを感じてし
まい、何かかわいそうな気がします。
つまり、桃果人は「戦国という世の中が生んだ鬼っ子」なのかも
しれませんが、現代においても、この様な感情は誰もが心の奥底に
あり、それがちょっとしたきっかけで彼の様に誤った(妖怪ではな
く、犯罪を犯すとか!)方向に行くかも・・と感じてしまったから
なのですが・・・。
☆成長した犬夜叉
桃果人とは反対に、今回の犬夜叉はかごめが・・
『あんた・・・心は人間だわ』と言っている様に、ものすごく
「人間」らしくなっていました。
特に、体力を回復出来る薬なのに、それを飲むのを拒否しケガを
したままで、単身桃果人に挑んでいく姿からは、まさに「人間とし
てのプライド(誇り)」がひしひしと伝わってきます。
ほんと、『誰が飲むかよ。こんな寝覚めの悪いもん・・・』
の見栄を切った犬夜叉のかっこいいこと!!>^_^<
今までの犬夜叉だったら、人間の首で出来た薬だろうが、そんな
事など気にせずに飲んで戦っていたことでしょう・・・。
しかし、今回の犬夜叉はそれをせず、堂々と戦いを挑んでいく!
この大きな変化は、かごめと出会った事もあるかもしれませんが彼
の心の中で、「人間」としての自覚(良心?)が生まれてきた証拠
なのかもしれませんね・・・。(^_^)v
と・・は言っても、傷ついたままで桃果人と戦うはめになってし
まった犬夜叉・・勝算はあるのか??
追伸:P92の犬夜叉の服を着ている「かごめ」のお姿はGOOD!
ちょっと萌え萌えになってしまいました。(*^^*)
では パソ通3年生(MRN59168)