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#2971/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (PZN90086) 98/10/22 7:37 ( 53) 犬夜叉>第94話感想 桔梗様の氏子 ★内容 こんにちは。桔梗様の氏子 です。 第94話「玉の誕生」の感想です。 この珊瑚編は、実は、珊瑚ちゃんや奈落が主題なのではなく、語 りべとなった珊瑚ちゃんの口から今回のお話をさせるために用意さ れたようですね。 今まで、語源についていろいろ推測がされてきましたが、高橋セ ンセ自らの手で、「四魂」は神道用語の「荒魂・和魂・奇魂・幸魂」 を指していることが、弥勒法師の口を借りることで明らかにされま した。 また、「直霊・曲霊」という用語も出て来ましたが、その後の珊 瑚ちゃんの「つまり魂は良くも悪くもなるって話だよ」という台詞 は、意味深ですね。 いずれにしても、この「玉の誕生」の回によって、連載2周年に 向け、大きく話が前進したと思います。 むしろ、まだ2年しかたっていないのに、ここまでコアとなる部 分を読者に教えてしまっているところに、何かしら、高橋センセの 「 あえて(うる星・らんまのような)長期連載にならなくても いい。自分の描きたいように描き、結果それが、4,5年の連 載になってもかまわない。」 という気迫を感じてしまいます。 さて、今回、四魂の玉の「秘密」が明らかになりましたが、むし ろ、かごめちゃんの「桔梗が玉を浄化したから奈落が生まれた?」 という台詞と、珊瑚ちゃんの「玉が繰り返させているんだ」という 台詞の方が、今後非常に大きな意味を持つのでしょうね。 なぜなら、この二人の台詞は、「奈落が桔梗様や犬夜叉を罠には めた」というお定まりの悪者話ではなく、犬夜叉がいうように「お れたちの方が玉に操られてる」こと、つまり、「犬夜叉」のお話の クライマックスとは、「奈落を倒す」ことではなく、すべての因縁 のもとであった「四魂の玉」を「処分」しなければならないという ことを意味しているからです。 さればこそ、今まで奈落の行動原理が今一つはっきりしなかった ことにも納得できます。 まだまだ、「犬夜叉」には「奥に隠された部屋」がいくつもある ようです。 もしかしたら、「犬夜叉」最終章では、「現代」を舞台にして、 決着がつけられることになるのかもしれません。 # そのとき、かごめちゃんの「封印された記憶」も解かれるの でしょうか。 来週も楽しみです。 長文失礼しました。m(_ _)m 平成10年10月22日 桔梗様の氏子 # 巻末キャラ人気投票、桔梗様のお姿は何処?・・(;_;)