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#1341/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QEG72756) 94/ 1/15 0:40 ( 31) BD大会>「ほんまのことでっせ」の意味 飛鳥 杏華 ★内容 ☆紺野 晃弘さん この「ほんまでっせ」という言葉。なぜ、あえて念押ししたのか? これもまた いろいろと意味が考えられるところですね。私の場合は、あのあたりの夢邪鬼の独 白は、押井氏自身の独白ではないかと考えているので、紺野さんとはまた変わって くるわけですが…。 あの部分で夢邪鬼がラムとに出会ったというのは、押井氏が『うる星やつら』と いう作品と出会ったということの写しじゃないかと考えています。押井氏が、なか なか自分の表現が思いどおりにできず、悩み、「いっそポッと消えてまおう」(や めてしまおう)なんて思っていたときに、この『うる星やつら』という作品に出会 ったのではないでしょうか? そして、「これや! このお人や!!」(これだ! この作品だ!!)とばかり に意欲をかきたてられ、なんとか夢(アニメ)を作りたいと熱望した。その過程が、 この部分の夢邪鬼とラムに写し込まれていたのではないかと感じるのです。 まあ、周囲からは絶賛もあった代わりに『うる星やつら』を壊したと評されるこ ともあったわけで、それに対して「壊すつもりで始めたんじゃない。『うる星やつ ら』という作品に出会って、純粋に夢を作りたかったんだ。それは、本当だ」と言 いたかったのではないでしょうか? そういう意味で、あえて「名誉のため」とことわった上で「ほんまのことでっせ」 と改めて言ったのではないかとも見ることができます。 が、ここまで書いたところで、BDを見直したら、また違って見えてきてしまい ました。まったく、見るたびに変わってくる。底無し沼ですね。(^_^;) QEG72756 飛鳥 杏華