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#1594/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (FVD83077) 94/ 5/ 5 17:59 ( 41) 考察>けも先生が特殊か一般か SGPlo ★内容 「女1・男2」というモチーフを用いていること作品が、 女性作家に多い (というか、そのような傾向がある)ことは否定しません。が、それがけも 先生にあてはまるかというのは別問題のような気が...当てはまると言う のなら、「人魚」シリーズも考察に加える必要があるでしょう。ま、らぶこ めでないと言われればそれまでですが。 あだち充先生の場合は、例が悪かったかも。最初から「陽当たり良好」「ス ローステップ」を出しておけば良かったかなぁ。 ただ、両方とも少女紙掲載 ですから、ある意味特殊な例かも知れません。逆に言えば、けも先生が少年紙 に書く裏返しではあるのですが。 最近の感覚として、少年、少女の垣根が段々低くなってきているというのを 感じています。少女紙を読んでいても違和感を感じることがあまりない。それ を「男性の女性化」という言葉で片付けるのは簡単なのですが、それよりも男 女の成長課程における差が段々少なくなっている結果のように思えてなりませ ん。 今まで「根本的に違う」とか言う言葉で隔てていた垣根が、実は大した ものではなかったという感じを、今持っています。(いや、決して蘭宮涼先生 の作品を見てという事では...^^;) 1つだけ追記:「めぞん一刻」が普遍的な人間の感情を表しているか?と言 われれば「違う」と答えます。友人に勧めた結果でもはまる人とはまらない人 は明確に分かれましたし、女性に受けにくいというデータを示されれば、納得 はするでしょう。 そうではなくて、けも先生の表現がかなり広い範囲の対象に対して描く能力 があるということです。(能力とはいいたくないが) それが、単に八方美人 のようななんでもござれというよりも、本質をとらえているからだという想い はあるわけです。ただ、個々の作品に主要な対象となる読者像はある訳で、今 の「らんま1/2」とは、少しずれているかもなあとは思ってます。 本来は人魚にしがみつくべきなんでしょうが、人魚シリーズはさしずめふか ひれのスープ、食えばうまいのは知っているが、まだ私の小遣いでは手が出ま せん。(^^;) FVD83077 SGPlo