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投稿日時:1994/ 5/ 4 21:10 投稿者ID:QKM33822
#1593/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QKM33822)  94/ 5/ 4  21:10  ( 78)
考察>RE#1592 一般化のレベルにご注意(^^;! altjin
★内容
 SGPloさんの考察がどうも私のに対するRES含みな様なので(#15
92だけ読むと何のことだかわからないのでは(^^;?)、一応私もRESをば
(^^)。

>主人公に対して2人の相手
 これだけではあまりに一般化しすぎでしょう(^^;。おそらく、ほぼすべての
マンガがこれに入ってしまいます(^^;。だから私は、タイトルで「(主人公の
)女1・男2」であり、なおかつ「女性マンガ家」の場合に限定しました。

>タッチ、H2とか、GS美神とか
 タッチは「男性マンガ家:主男1・女1(やはりヒロインに当たるでしょう
(^^))・男1(こちらはライバル・主人公が「乗り越えるべき」相手のようで
す)」で、男性マンガ家の場合の「典型」と言えます(^^)(長期作品では「男
1」は複数いるのが普通ですね(^^))。(初期の)ドラゴンボール、北斗の拳
・巨人の星・あしたのジョー等錚々たる作品が代表としてあげられますが、こ
れらに共通しているのは「ラブコメと言うよりは熱血格闘もの」であることで
す(北斗の拳は少し複雑で、バット・リン・ケンシロウが外側のパターン、ケ
ンシロウ・ユリア・ラオウが内側のパターンと、劇中劇のような構造をしてい
ます)。だからこれは私の提示した「主女1・男2」のパターンではないです
(^^;。
 H2は「男性マンガ家:主男1・女2(ヒロインと、もう1人はあるいは女
ヒーローかも知れません(^^;)・男1(ライバルに相当する相手ですね、やは
り(^^))」で、2人の少女のうちの1人の位置が曖昧なので、おそらく「主男
1・女1・男1」の発展形ではないかと思われますが、いずれにしてもやはり
私の提示したパターンとは違うものです(^^;。
 GS美神は「男性マンガ家:主女1・男1・女1」で、主人公と作家の性別
が逆なのはあるいはるーみっくの影響でしょうか(けも先生がうる星やつらで
ラムに引っ張られてついに主役の座がラムに移ってしまったように、この場合
も感情移入し易さの問題から横島くんに主役の座が移ってしまう可能性があり
ます(^^;。その場合はおそらく必ず、もう1人だけ「男1」が入り(ピートが
最短距離にいますね(^^))、そして女2人のうち1人の存在感が薄くなってし
まうでしょう(^^;(まあ、おキヌちゃんはもともと幽霊ですけどネ(^^)))。
この場合はしかし性別を逆転させても「主男1・女1・男1」で、やはり「女
性マンガ家の典型」パターンではなく「男性マンガ家の典型」パターンの方に
なります(^^;。

>男性作家に「女性1のヒロイン」
 以上のように、男性マンガ家が「3人」とする時は、「男性1のヒロイン」
になる方が普通のように思われます(^^;。ラブコメ的要素が強くなると、なぜ
か「3人」を飛び越えて「4人」になってしまうようで(「男2・女2」)、
どうも男性作家には「3人」というのはアンバランスで扱いづらいもののよう
です(^^;(逆に、女性作家の場合は「3人」が1番安定するということです、
私の説は(^^))。

>内実にうごめく心理状態
 「少年マンガ」と「少女マンガ」という枠があり、その各々の作品が同じマ
ンガとは思えないほど異なっているのを見る限り、私には「根本的な違い」が
どっかしらあるように思えてなりません(^^;。

>普遍的な人間の感情
 む〜(^^;(雑誌ではない(^^;)、「普遍的」「平均的」という言葉はかなり
デンジャラスな言葉ですヨ(^^;。「普遍的」人間の感情って何? を問い詰め
ていくと、「幼い子供のような感情」のことになってしまいます(^^;。
 また、めぞん一刻が(おそらくこれへの考察がもっとも問題になっているの
だと思われますが(^^;)「普遍的な人間の感情」を表現していることに長じて
いるのであれば、男性に熱狂的ファンが多いのに女性に熱狂的ファンがそれほ
ど多くないのは変じゃないですか(^^;? んで、私の考察だと「響子=優しい
少女のしての少年」「裕作=女性の中の未熟なアニムス」ですから、この作品
は「男性ファンには非常に感情移入しやすいが、女性ファンにはかなりとっつ
きにくい」ものであることが推測出来ます(^^;(実際、私−−正真正銘の女性
ではないのですが、女性的精神構造の持ち主とゆーことで#^^;−−は「らんま
に惚れ込むまでは」まったくめぞん一刻には興味が沸かなかったのです(^^;。
私の友人が熱狂的ファンでして、何度か「読んでみ、すげー面白いから」と薦
められたのですが、大体いつも2巻あたりまで読んで「ん〜、やっぱうる星の
方がいーや」と途中で挫折していました(^^;。私は「響子=らんま」であって
初めてめぞん一刻を面白く読めたという、本当に根本的に変わり種なファンな
のです#^^;)。

 だから私の感触としては、
うる星やつら=男性ファン・女性ファンとも○、ただし、喜ぶ場所がかなり違
うように思える(^^;
めぞん一刻 =男性ファンに○、女性ファンにはかなりとっつきにくい作品
らんま1/2=女性ファンに○、男性ファンにはどうも感情移入しづらい作品

であるように思われてなりません(^^;(ぜひ1度、少年サンデーかなんかでア
ンケートやってみて欲しいものですネ(^^)。大変ですけど(^^;)。

altjin
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