#1592/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (FVD83077) 94/ 5/ 4 19:42 ( 41)
考察>1の個―2つの対象 SGPlo
★内容
うーむ、はっきしいって既に長文の考察を書く根性もないんですけど、ま、
少しだけ。
主人公に対して2人の相手、これは女性作家に限った事ではないでしょう。
男性作家としても、タッチ、H2とか、GS美神とか(まあ、これは確実な所
までは言ってませんが)、一般にラブコメと言われるものに一般化出来るよう
な気がします。一見1対1で行われているような「ああっ女神さまっ」とて、
その対象となる「女性」側を、時々のシチュエーションによって入れ替えるこ
とで、もう1つの対象という関係を保っているようにも思えます。
この1対2の関係は、女性作家に「男性1のヒーロー」、男性作家に「女性
1のヒロイン」という傾向こそあれ、一般にどっちがどっちとは決められない
でしょう。 あるいは、作家の性別で書きやすさの差があるかもしれません。
がしかし、その内実に蠢く心理状態というのは、そんなに変わらないような
気はします。女性が嫉妬をめらめらと燃え上がらせるような作品を読んでいた
として、男性にそのような感情があるかと言われれば、「ない」とはいえない
でしょう。
ただ、かなり違うであろうと感じている部分に、感情の表現方法があります。
これは、人間がどう感情を表すかの男女差を言っているというよりも、作品の
表現方法としての感情表現です。 おそらく性別よりも、住んで来た環境に影
響されるであろうこの表現の差を、作家の性別によって感じることがあると言
えばあります。(具体的にと言われると困るが)
そこでけも先生ですが、「すごい」と思うところは、この感情表現なんです
ね。ある意味計算し尽くされた、でもそれでいてくどくない所に私なんかはこ
ろっと参ってしまった訳で(^^;) 表向き男性向け、女性向けと言う表現方法は
あるとしても、根幹となる普遍的な人間の感情を表現する部分に於いては、他
の作家に長じているけも先生の得意とする部分だと私は感じてます。
おまけ:ちゃちゃは、 少年2 VS 少女1ってより、実質ちゃちゃ、マリン
VS リーヤという気がせんでもない(笑)
FVD83077 SGPlo