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投稿日時:1994/10/20 23: 7 投稿者ID:QEG72756
#1931/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QEG72756)  94/10/20  23: 7  ( 54)
感想>なるほど、スーパーあかねか。   飛鳥 杏華
★内容

 扉のあおり文句ですが、思わず「なるほど」と思ってしまいました。あれは編集
担当さんが考えてるわけですが、最近、ラストの柱の文句といい笑わせてくれます。
(笑)

 先週、とうとう2つのタリスマンが出現して、セーラーウラヌスとセーラーネプ
チューンが倒れ、次回からセーラームーンがスーパーセーラームーンに2段変身す
るというところでこのあおり文句ですから…。

 で、もしかしてと思って本編を見たら、2コマだけでしたが、ちゃんとひな子先
生も登場してましたね。(笑)

 ひな子先生が読んでいた英文は、また例によって英訳「うる星やつら」からのも
のですが、「ヨガで瞑想」の回、よく使いますねぇ。これは、あたるの「腹をひっ
こめるポーズか?」という台詞ですが、乱馬が道着の腹にある解体ボタンを殴るた
めにやってくる直前なだけに、ちょっと意味深な感じもします。

 それはそうと、あの巴の紋が道着の解体ボタンだとは…。前回、非常に似ていた
のが目についたため、「天馬の血族」との関係について解釈の可能性という意味で
触れたわけですが、あかねをナンパせずに乱馬が勝つためにはあの紋を力一杯殴る
しかないということは…。う゛〜ん、この読み方をしてしまうと、なんかものすご
く鬼畜な意味になってしまいそうですね。(^_^;)

 もっとも、あの巴の紋は「天馬の血族」のものとは反転の関係にありますし、も
ともと陰と陽(表と裏)を示すものですから、表裏2つの読み方をする者という見
方もでき、これがあかねを乱馬よりも強くし、乱馬をイジめてるという図式から判
断すると、私の記号とも見ることができます。

 でも、あかねが乱馬に心奪われることに対しては、もともと肯定的ですから、そ
の点は合致しませんね。もっとも、2人が完全にくっついてしまうと「らんま」が
終ってしまうので、いま面白くてたまらない「らんま」をもうしばらくは続けて欲
しいという点からこの2人の接近に待ったをかけたいという心理は心のどこかに存
在するかもしれません。

 しかし、「真の武道家とは、勝つためにはいかなる努力も惜しまぬもの!!」っ
て…。まあ、いつもながらの乱馬くんではありますが、これは危ないかもしれませ
んね。乱馬が自力ではかなわない相手に対抗するために、あかねをナンパする。2
人の仲が完全に結びついてしまうと、「らんま」は終ってしまうわけですから、こ
のナンパは自ら作品を完結に向かわせる危険を秘めているわけです。(^_^;)

 ただ単に、押入れの中に2人きりだから危ないというだけでなく、そっちの意味
でも危ないと思います。ラストの柱の「危険」というのには、果してその意味も含
まれているのでしょうか?(^_^;)

 さて、今回もどうなるかわかりませんが、この2人が最後の一線を超えるときっ
て、いったい何が引金になるんだろう? もっとも、そこまで描かれるかどうかわ
かりませんが、こうなってくると興味深いところですね。それがわかったときには、
「らんま」は終ってしまうわけですが…。

 ああ、結末は見たいけど、終ってしまったら悲しい…。読者とはわがままなもの
だ。私だけ…じゃないと思う。多分…。(笑)


                    QEG72756   飛鳥 杏華
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