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#1953/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QFC98594) 94/11/ 9 0:19 ( 48) 考察>男も女も HR ★内容 * * 表層的な読み方で判断するのですが、altjinさんは、乱馬くんが男性か * 女性なのかを、問題にされています。 * 私は、altjinさんが毎日のように書き込まれる点で感心するのと同時に、 * 「乱馬くんが、本来女性である。」との主張を、視点をさまざまに変えながらも * 延々と続けることに驚きます。 * * 高橋作品の内容から、登場人物の独自性や個性が発現する理由を考えるのが、 * ここでは正統的でしょう。そういう点では、私の視点は異端やも知れません。 * 男性や女性であることを明らかにすることは、不要なことではありません。し * かしそれは、私には重要な要素の一つでしかないと思えます。 * 人間であること。 * 人格をもった一個体であること。その前には、性別は単なる個性です。個性の * 属性を容易に転換でき、思春期を中心とする読者への、訴求力が大きい個性とし * て、性別があると考えます。 * 人間を分類する場合、性別は用意に判断できる基準です。だか、背の高さ、体 * 格、思考体系、腕力や脚力など、分類の基準は他にもあります。種族を維持する * にあたって性別は重要なのであって、デスクワークや武道など性別と関係なく個 * 性を発揮できる話は、あります。 * * 作品世界を開始するにあたり、肉体が女性化する個性をもつ主人公(主人公級 * 登場人物)が登場しました。そういった「らんま1/2」の特性上、性別の問題 * は、作品の行く末を決する場合もあるでしょう。 * だが、同時に、主な登場人物は武道家でもあります。性別の問題と連鎖します * が、乱馬と母親との再会もあります。作品の展開の締めくくりは、幾らでも考え * られます。 * 男女交際の成功以外にも、人生および物語の到達点があるのです。 * * 男性なのか女性なのかを問う点についても、同じです。人として生まれた個体 * が、環境によって女らしくなるか男らしくなるかが、決まります。また、遺伝子 * の或る個性や呪泉郷のイタズラで、他とは異なる発展もありえます。 * 性別の面でも、個性的な発展はありえます。しかしながら、最終的に男女別を * 決するのは、医学による判断です。乱馬くんが、浴びた水の温度で性別が変わる * 特殊な体格である以上、男性でもあり女性でもあるのです。それを選ぶのは、乱 * 馬くん、および作者です。 * どちらなのかを明確に選んでいない現状では、「人間である。」と答えるのが、 * 適当と思います。性別を超越した存在です。 * もっとも、母に再会するための条件、学籍上、「良牙への恋」が一過性であっ * たことから、「男性である。」と断ずることができます。「女」というものの定 * 義の内容によれば、乱馬くんは「女」とも言えるでしょう。 * * 夢も希望も無い文章でした。私の希望は、高橋作品を見たままに楽しむことで * す。よって、作品から唯物的に読めるものから、その内容を判断し受け入れるこ * しか、私はできないのです。 * * QFC98594 HR * をすることが考えられます。