#1992/3141　るーみっく☆わーるど
★タイトル (XGM38132)  94/12/28   3:36  ( 59)
感想＞ＴＶ版うる星１５３〜１５６話　　　　　　　ｂｙ阿修羅
★内容

  何処かに出かける予定も無いので、冬休み特番のうる星の再放送をざっと見た感
想を書きました。

《ＴＶ版うる星第１５３話「燃えよかくし芸！この道一直線」》
　う〜ん、この話、原作に忠実だと思うんですが、そもそも僕はこの話は原作の方
もあまり面白いと思わなかったので、やっぱりあまり…でした。

《ＴＶ版うる星第１５４話「死んだらあかん！了子の特製ワラ人形！！」》
　これも原作に忠実ですね。拡張もいい方向だと思います。でも、終わりの方、動
物に何度も面堂が踏み潰される辺りは、ちょっとくどいですね。２回でやめた方が
良かったんじゃないかな。
　ところで、この話の面堂の深刻なシーンで使われてるＢＧＭ、Ｂ．Ｄ．で、夜の
学校へ探索に行った時に、ドタバタが始まるまでのシリアスシーンで使われてまし
たね。

《ＴＶ版うる星第１５５話「お見合い地獄！ヨロイ娘は美女？怪女？」》
　原作も面白かったですが、これはもっと面白かったです。相当笑わせて貰いまし
た。作画もかなりいいです。土器手　司（作画監督）さん、上手いですね。演出の
方も、スピード感・テンポ等申し分無かったです。

《ＴＶ版うる星第１５６話「ヨロイ娘の恋！乙女心はグラグラゆれて」》
　評価に関しては１５５話と同じです。もりやま　ゆうじさんと鈴木　行さん、柳
川　茂さんですか。こちらは作画監督だけもりやまさんで、後は１５５話と同じス
タッフですね。前話よりさらに作画が良かったです。特に、女性キャラの顔が整っ
てました（と言うか僕の好みなのね）。この位だと、熱闘編らんまよりもいいんじ
ゃないかな(^^;)。前話もそうですが、島本さんの演技がいいです。

《ＯＰ「Ｃｈａｎｃｅ　ｏｎ　Ｌｏｖｅ」》
　曲は…インパクトは少ないです。平凡ですね。アニメーションは、ラムのキャラ
デザは、スタイルもいいし顔も可愛いんですが、やっぱりもうひとつです。特に、
ラストにあたるとラムがキスして手をつないで画面の奥に行ってしまいますが、あ
れは絶対やめた方がいい。うる星のイメージとまるで合いませんから。

《ＥＤ「Ｏｐｅｎ　Ｉｎｖｉｔａｔｉｏｎ」》
　曲はポップでいいです。洒落た感じですね。アニメーションも、ちょっと地味で
すが、ラムのスタイルがいいし（笑）、ダンスも野暮ったくないし、狙いは悪くな
いと思います。最後に、いつもの様にあたるに文句を言うラムに、あたるがひょい
っ、と不意にキスをするんですが、こちらはＯＰ（Chance on Love）と違って、さ
っぱりしてて微笑ましくて、いいですね。

　しかし、この辺は８４年末頃に本放送された物ですが、ＯＰ、ＥＤすら全く見覚
えも聞き覚えもありませんでした。この頃は…名古屋から京都に引っ越したてで、
ＴＶをゆっくり見る余裕無かったのかも知れない。
　１５ｎ話って言うと、もうディーンに成って大分経ってる訳ですが、前半のうる
星とは随分雰囲気が違いますね。前半が押井張りに悪戯っぽくあくどくこってりと
描かれてるのに対して、この数話を見た感じではもう少しスマートな感じがしまし
た。作画の方も時代に比例して良くなってますし、なかなかいいんじゃないかな
（という事が言える程前半を見た訳ではないのは、依然変わらずですが(;)）。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　94/12/27　　ｂｙ　阿修羅

Ｐ．Ｓ．
　演出と絵コンテの役割の違いがよく判らない(^_^;)。脚本→絵コンテ→演出、の
順に仕上げ作業になって行くのだろうか。詳しい人、教えて〜_(-_-)_

　なんか、ころころと思い付くことを書いている内に、こんなに長くなってしまっ
た。やっぱり文章にまとまりが無いからであろうか。あうっ。