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#2061/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (VGJ14895) 95/ 2/26 3: 7 ( 81) 感想>RE#2058 GOD SAVE THE EVIL(?) QUEEN!! 雨宮 伊都 ★内容 ああ、今回のおやびんの、あの、西太后のようなご活躍……。 −−って、私ゃムラタ((C)長野のりこ)かいっっ(笑)。 《シニョール・マッシャ・アッキーニ》 > OLTのときに雨宮さんが凄ーーーく嫌そうにしているように見えたので遠慮し >てたんですが、 ……いいんです、いいんですよシニョール。貴方が遠慮なさることは全くないので す。「感想の続き」、どうぞUPしてください。是非読みたいです(でも、お心遣い にはまこと痛みいります。ほたる、嬉しい)。 先週、金曜未明まで続いたOLTで私が厭がっていたのは事実然りです。なぜなら あの時、すでに心の中ではほぼ「三人目」は「彼女」に違いあるまい、という厭ァな、 しかし強い予感を得ていたので。さればこそあの時も、そしてボード上でも私は敢え てもう一人の候補、つまり五寸釘やもしれぬ可能性のほうを強調したのでした(直面 をまぬかれぬこと必定の現実から、笑止にも目を背けたがったのですね)。 で、なぜそうも厭がっていたのか、ということですが、それは昨年末ここにUPし た、私の論考(『真実を告げる虚偽』)に破綻が生ずるから、では実のところありま せん。私自身の「なびき=偽悪的韜晦者説」については、この度の彼女の言行によっ てもさして揺らぐことはありませんでした。「三人目」がなびきだった場合おそらく、 というかどうせ大概の読者はその言行の上っ面だけを見て単純に納得し、「なびき= 守銭奴」の感をますます固くするだけであろう、と思っていたからなのです(実際そ うでしょう、ここの皆さん?)。結果だけを見て安易に愉しがる人達にことの経緯を 説明し、得心してもらうことは今の私の筆力では到底難かろう、だから厭だったので した(シニョール・アッキーニのように、訝しんでそこで考えてご覧になる方がもっ と多ければ……)。 >その後の行動についてもほぼ予想通りでした。 私とて同じでしたとも。もとより彼女が、戦いにおいて体力を使うことはなかろう、 むしろ知力を用いた行動に出るはずだ、それも、現われた以上はきっと祿なことはす まい、と。 で、 >私には今回のなびきの(バイト料をもらう以外の)意図が読めませんでした(何か >のパフォーマンスか?)。ここしばらくのなびきの動きが気になるところです(少 >し前はかすみさんでしたが。こちらもまだあるかもしれないけど)。 とお書きですが、私はここ暫くのあいだの彼女の言行に困惑させられつづけた末、 今回に至って、漸く見えてきたことがあります。 彼女は変化していたのでした−−「対火車王編」を一契機として。言行がとみに兇 悪になり、フォローしづらくなった。あれ以前の彼女は「守銭奴」と断言することは できなかった。誰かがそう呼んでも、私にはそれの弁護をするだけの用意がありまし た。が、あれ以後の彼女は、本格的に「守銭奴・金の奴隷」たらんとしつつあるので はないか。 くり返します。彼女は、もとから「守銭奴」だったわけではない。かつての「金の 奴隷」然とした言行には、彼女なりの裏に秘めたその場その場での思惑・理由があっ た。「許婚交替編」然り、「乱馬ミーツ・マザー編」然り、「ひなちゃん家庭訪問編」 然り。ところが最近はただただ「金の奴隷」たろう、悪党たろうとふるまっているの ではありますまいか。「韜晦の仮面」が「偽悪性」を失いかけている(これでご指摘 の「詰めの甘さ」がなかったら、ますます本格的だ)。 何故か? 私はこう見ます−−「対火車王編」において「乙女心」に受けた傷(こ れに関しては、先だってもOLTで某氏に笑われて憤慨したものです)が、よくよく 大きく深いものであったからではないか、と。そしてあの戦い(実は彼女は勝ったと はいえない)で追い詰められ、後戻りがきかなくなって、もはや行きつくところまで 行くしかなくなってしまっている状態なのでは。あのシリーズは彼女にとって、一つ の大きな悲劇でした(ついでに述べれば、恐らく金之介にとっても)。 >(普通に考えれば追ってこない可能性は高かったわけですから、逃げられる勝算が >あったと考えることはできますが、後のことは考えていないのだろうか。なんでわ >ざわざ自分の立場が悪くなるようなことばかりするんだろ)。 ですから、「考えていない」のやも知れません。立場が悪くなろうと、「後は野と なれ山となれ、わが亡きあとに大水よきたれ」とばかり……(自棄的、か?)。ある いは「考えはするが自分自身どうにもできない」のやも(辛かろうなぁ)。 われながら、どうも言葉足らずの感じがする……。 雨宮“なびき女王様の家来[いぬ]”伊都 P.S.さて、この感想(「妄想」?)をさらに発展させて書くべきかどうか。思 案投げ首。