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投稿日時:1995/ 7/20 21:15 投稿者ID:QKM33822
#2273/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QKM33822)  95/ 7/20  21:15  (101)
感想>今週のらんま「カミング・スーン」  天道 あかね
★内容
 湖はまたしても、「女のあれ#^^;」の如し(冒頭から申し訳ない(^^;)。良
牙が黒、あかりが白。「バ『スケ』ット」を持っていること、そしてラストの
方の「水に映る『手を振るあかり』の手が、左手である」こと、「乙女の像」
はそのままでは「『乙女』の似姿」であって「あかり=乙女」を意味するので
すが、「像」ではなく「象」であれば、「『乙女』ではなく『乙子』」を告げ
るとともに、「左の人」と合わせて「像」ですから「あかり=天道 あかね」
を端的に告げていると見て良いでしょう(^^)。あかねもまた「白い服」ですか
ら、「白=天道 あかね=響子」の確認とも言えるでしょう(^^)。

 あかりの髪型、すなわち「響子の髪型」は、もし私が大学へ行かずにKNく
んとバンド活動を続けていたなら、ハード・ロック、メタル系ですから、確か
にそんな風になっていた可能性があります(^^;(私は富士額で、小学生〜中学
生の頃は、スポーツ刈りほどに短く切ってから、のばせるところまで−−おお
よそ、後ろ髪が肩にかかるほどまで−−のばすというサイクルでしたので、そ
の後半は確かに響子のような髪型になっていました#^^;。耳元がうざったくて
なるたけ耳の後ろにやっていたので、なおさらです、ゆえに「お猿」と呼ばれ
ることもありましたが(^^;−−だから、運動とかすると、むしろ由羅のような
感じにもなっていました#^^;。いずれにしても前髪がすぐに真ん中に落ちてく
るのがうざったくて、それで中学の終わりに「全体にいくらか短くする」とい
うワザをようやくに覚えて、初めのうちに真ん中でわけるクセを付けるように
して、以降あかね型に落ち着いたのでした(^^)。KNくんとのバンドが自然解
散の形で終わったのはちょうどらんま1/2が始まった頃で、だからけも先生
があかねを初め響子・ラムと同様に「長髪」にしていながら、妙なズレを感じ
て切らせたことは、やはり私との対応付けで初めて「理由」が見えてきたりし
ます(^^;(つまり、音楽のプロになる理由がなくなったわけで、つまりは「私
は以降はおそらくずっとあかね型」なのですから、「髪を切らせた方が対応を
見出しやすくなる」ことになります(^^;))。

 良牙が「乙女の像」を背負うこと、今度は合体しているので「像」そのもの
だと読めます(きわどいですが(^^;)。自分を探しているわけですから、今回
は「良牙が『乙女』に割り当てられている」と読めます。

 ラストのページ、2人を隔てる水面は光の川・天の川の如し。さて、以上、
一見すると「天道 あかねの迷い来たる様」を描いているように見えるのです
が、「白」に「ユーリ」を割り当てていたことからして、「けも先生の迷い来
たる様」を実は描いている、と(シンクロニシティ的読みでは)読めるのでし
た(^^;(「白=あかね」なら、「アベル=あかね」から、「白=エーリク」で
ないとおかしいのです(^^;。ユーリの何より目立つ特徴は「黒髪」−−ドイツ
人なので、他のキャラはみな金髪か茶髪−−なのですから、なおさらのことで
す。トーマと自分との落差に悩むエーリクの姿は、響子・ラム・あかねとの落
差に悩める私に対応することです(^^;。今気づきましたが(^^;、エーリクおよ
びトーマの「天使の羽根」は「惣一郎=二本の角」に対応しています(^^)。う
ん、これはかなり「惣一郎の正体」に肉薄する象徴ですね(^^)。なお、「海の
アリア」では「ダリアン」がそれで、「ダリアの帯」を想起させるとともに、
「アリアドが死なせてしまった『喜びの天使』」だと告げられています−−現
在、「死と響子」という考察を、「響子を巡る死の諸相から、裕作の『引き受
け』の意味を探る」方向性で書き進めています(^^)。あの場面でおそらく響子
が感じたのと同じくらいに、私は感動しました#^^;。その意味不明ながら「な
ぜ感動したのか」を検討することで、「裕作の進むべき道」をいくらかは明ら
かにできるでしょう(^^))。

 どこまで広がるシンクロニシティ(^^;、先週末に、柊あおい先生の「耳をす
ませば」を買いました(^^)。宮崎監督の新作の原作です。好きな人の描いてい
る絵の少女が、主人公の少女の姉に似ている、という部分はまさにタイムリー
です(^^;(シンクロニシティ的現れはたいていいつもこうで、私があることに
気づいた後−−この場合は「義姉が私に似ているから・・・」と思っていたこ
と、先週の感想を書く時まですっかり忘れていたことです(^^;−−に、「まさ
にその通り」と言わんばかりに・まるで沖田艦長の命令を復唱する古代と島の
ように(^^;・現れてくるのです(^^;)。ただ、S的対応度はやはり錯綜が多い
ようです(^^;(やはり際立って凄いのはCLAMP−−中でも原作担当の大川
七瀬先生−−で、例えば「X」、これは主人公の「神居」を「xamui」と
読ませることで、「サムウィン」という名前を浮かび上がらせています(^^;。
この「x」は発音記号のそれで、ドイツ語の「イッヒ」の「ヒ」・「喉の奥に
息を摩擦させて出す音」で、実際に発音すると「(ク)サムゥィ(ン)」と聞
こえます(^^;−−「x」はかなり強い音なので、「イ」は前の「ム」に呑まれ
て弱まりつつ勢い余ってつい「ン」の音まで行ってしまうのです(^^;−−もち
ろん、「X」それ自体がすでにして「響子の数・記号」です(^^))。
 原作にはルナという雌猫とムーンという雄猫が出てきて、後者はS的にはア
ルテミスのことで、原作では両者とも黒猫ですが、映画ではムーンだけにして
白(というか、茶色)に変えていて、後、少女の相手役を画家志望から音楽家
志望に変えています(^^;。少女は(原作では)ルナに導かれて地球屋を見つけ
るのですが、これはうさぎがルナに導かれて「メシア」となることに一致して
います(注:原作はりぼんの平成元年[1989]の8〜11月号掲載)。少
女の名前は「月島雫」ですからなおさらです(「雫」は「雨」すなわち「天」
の「下」でまずは端的に「天道家の一番下」であるあかねを指示しています。
彼女は後半、「交響学」そのものとも言える小説を書くわけで−−その小説の
タイトルが「耳をすませば」−−、またその主人公は少女と猫男爵「バロン」
で、これは「馬・龍」で乱馬のことですから、「雫=天道 あかね」でもあり
ます#^^;)。つまり、宮崎監督は何となく的対応を「雫=けも先生」と、おそ
らくは間違えてしまっています(^^;。さもなければ、ムーンではなくルナを残
し(実際、ムーンは原作でもほとんど活躍しない)、相手役の「天沢聖司」を
画家のままに置いていたはずでしょうから(音楽家に変えることに合わせて、
聖司の兄航司と雫の姉のエピソードや先の「姉に似ていると『誤解した』絵」
のエピソードが削られているようです(^^;)。ちなみに雫の帽子と眼鏡も(私
との対応でわ(^^;)意味があって、眼鏡はジョン・レノンを、帽子はレッド・
ツェッペリンのジョン・ボーナムを指示しています。ところで、両者ともベー
シストは「ポール」で、さらにツェッペリンの方は「ジョン・ポール・ジョー
ンズ」ですから、まったく「ジョン」によって紛れない関連者はビートルズの
ポールだけで、そして誰でも知っているように、彼は左利きです(^^;(言い換
えれば、「ジョン」が「抜けている」のはビートルズのポールだけで、つまり
はそこに変数「X」が入るわけです(^^)。直接の対応者であるレノンとボーナ
ムがともに「悲劇的死」を迎えている因縁はちょっち怖いですね(^^;。前者は
「ファンに撃ち殺され」て、後者はツェッペリンのリーダーことJ.ペイジの
家で酒の飲み過ぎで死んでいたのですが、一部の噂では−−もちろん事実では
ないでしょうが、S的には決定的意味のある噂(^^;−−「他ならぬペイジに呪
い殺されたのだ」とも言われています(^^;。そして実に、この両線のクロス・
ポイントに「仕返し人形編」が来ているのですから、つまりは「ジョン=トー
マ=惣一郎」「ポール=エーリク=響子」の恐るべきシンクロニシティを展開
していたりするわけです(^^;)。

天道 あかね
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