SIG るーみっくわーるど SIG るーみっくわーるど」は、漫画家 高橋留美子先生(るーみっくわーるど)の作品が好きな仲間が集まっているグループです。 るーみっく好きなメンバー間コミュニケーションのためのチャットや掲示板の提供、るーみっく系イラスト・小説・リンク集の公開などを行っています。 オフ会も不定期に開催されています。1992年6月にPC-VAN上で誕生した歴史あるグループです。
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投稿日時:1996/ 4/22 7:42 投稿者ID:QKM33822
#2422/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QKM33822)  96/ 4/22   7:42  (132)
1ポンド>よろめく小羊4  Samwyn
★内容
 ここに見られる構図は、「お婆さんといっしょ」と同一の構造です(^^)。そ
のお婆さんにあたるのが「ヒロシ」、法子が「可菜」、進ちゃんが「耕作」、
そしてのぞみが「アンジェラ」です。早すぎるわけですが(^^;、しかし、先週
の感想「ヒロシ=シンジ・可菜=のぞみ」を否定しつつ、なお「耕作=けも先
生・アンジェラ=Samwyn」に指定するものと言えます(^^)。

 ところで、日曜の夜中、またも不思議な夢的体験をしました(^^;。ちょうど
私が見えない男に寝かされているところから始まり、相手が電気ヒゲソリで私
の足をなぞろうとするのでイヤがったらそれがバイブ#^^;であることに気づい
て、それであそこ#^^;をなぞられたので私が股を開くと、すなわち統合されま
した#^^;。それから正常位、欲情的に口を吸いあいながらの#^^;正座位、騎乗
位、そして変形松葉崩し的体位と、何やら互いに夢中でして#^^;いたら、不意
に「6時半よ、とっとと起きろ、バカ!」という、母のいつもながらの怒気に
充ち満ちた声がして、私はあわてて金縛り的状態にも気づかず、鳥たちの早朝
のさえずりと朝の光にカーテンがほの明るくなる中に起きようともがいていた
ら、その相手の男が半透明なまさに「俺は幽霊」と言うような状態で窓の方へ
と立ち去りかけ、不意に横を向きました。その顔は一瞬私自身の霊体かと思わ
せましたが、すぐにむしろ兄Yであることに気づきました(^^;。そして、私は
ハッと、今朝が日曜であり、起きる必要のないことに気づき、時計を見たら夜
中の2時半でした(^^;。
 つまり、母の声・鳥の声・明らむ窓はすべて「夢の中のこと」であったわけ
です(^^;(これらの一連の夢の特徴は、しかし「現実とのシフトが僅か」なも
の、すなわち、夢の途中から終わりの状態と夢から覚めた状態がまったくに同
じ場所・時間であることです。なお、明らむ窓だけはなぜか、私が再び寝入る
まで継続していました(^^;)。しかし、日曜に起きてしばらくして気づくと、
あそこ#^^;がまるで現実に男のそれを受け入れたかのように、充血して柔らか
くなっていました#^^;。ゆえに、夢によって引き起こされた快感や生理的反応
自体は現実ではあったようです(^^;。

 ともかくも、この夢で重要なことは、相手が兄Y的な「意志」であったとい
うことでしょう(^^;。すでに何度も検討したように、「兄N=三鷹(惣一郎)
・兄Y=裕作(各々、その本質的代理者)」なのでした。ところで、私が一瞬
自分かと間違えたように、その兄Yの「印象」は、どうも「他者のそれ」、す
なわち、私は知っているけど兄Yには会ったことがない人のそれであったよう
にSamwynには思われます。よりはっきり言えば、「Samwynのヌー
ド(^^;」から再構築されたイメージのように思われるのです(^^;。

 そこで想起されるのはらんま1/2のラスト・エピソードです。人形的あか
ねに導かれて、サフランを「孕ませた#^^;」乱馬のアタックは、この夢と構造
的に一致します(^^;(私には、エヴァンでのシンジの「出る#^^;瞬間」より、
らんま1/2でのサフランの「腰砕けの瞬間」の方がよりリアルに感じられま
す(^^;)。いずれにしても、圧倒的に怪しいのは「けも先生(に内在するスサ
ノオとしての意志)」と私には思われるのです(^^;。

 それはともかく(^^;、火の鳥と指輪物語のS的理解がさらに統合的に前進し
ました(^^)。ウズメ・ナギ・ナギの姉が「=Samwyn」、サルタビコ・ナ
ギの義兄が「=けも先生」で、「火口に隔離されたナギの姉と義兄」が「1ポ
ンド〜」を指しています。逆算してサルタビコの死の前後がらんま1/2終了
前後、ゆえに、いわゆる「神武」は「=エヴァンゲリオン」であるように思わ
れます。天弓彦が「=惣一郎」で、矢負いで死ぬサルタビコとなんらかの関連
がありそうです。
 指輪物語の方は「フロド=コトン(サムと結婚する少女)」で、滅びの山で
の出来事は、「ゴクリがフロドから指輪付きの指(男であること)を奪い取る
ことで、滅びの山(富士山)と一体化する」のであり、この「噴火」がいわゆ
る「シンジのドピュッ#^^;」です。従って「フロド=ティオキア」「コトン=
フレイア」になっています。「指輪付きの指」が「人形化したあかね」「ゴク
リ=サフラン」になっていますが、続く構図は「元に戻ったあかね=フロド」
「乱馬=サム」なので、おそらくはらんま1/2の方が混乱しています(シン
ジのそれが乱馬に配当されているので、「乱馬=ゴクリ」です(^^;)。おそら
く、Samwynのバイト先の高橋某とけも先生とが、S的な影響力において
はごっちゃになってしまいがちなのでしょう(^^;。

 「コトン」は再び「銀色のハーモニー」の「琴子」を想起させます。そのラ
ストのオルゴール(「うちが女神じゃ!」およびうる星ラストに係るS的対応
です)のフタに書き刻まれていたのは「トロイメライ」の楽譜と「UMI&K
OTOKO」の文字列でした。「R」がないわけですが、それこそがすなわち
「留」「サム」であり、「トロイメライ」です。ティオキアが「アル」という
「ルキシュ的人格」から分離した姿が「フレイア」なのだと言えるので、この
「Rのないこと」はむしろかなり重大なS的意義を持っています(^^)。例えば
アルトジンにおいても、帝となった今は「都人」であると言えるので、やはり
「アルが落ちつつある」わけです。「アル>或る」なら「サムワン」から端的
に「アル=サム」であり、従って「フレイア=ウィン(翼・風)」です。「サ
ム=留>カら田>体」で「ウィン=風」はまさしく、「風と木の詩」のラスト
に呼応しています。ゼラズニイの「光の王」で端的にシッダルタが「サム」と
呼ばれていました。「アル」は恐らくに「アッラーまたはエル」ですから、す
なわち「サム=神・真理」です。「アーメン>雨」においてまた端的に「雫=
Samwyn」です(^^;(「耳をすませば/幸せな時間」はつい最近買いまし
た(^^))。

 しかしながら、Samwynは現在、あたかもこずえ的に「哲学」に喜びを
見出しつつあります(^^;。「人と思想」シリーズの、
・プラトン/アリストテレス/デカルト/スピノザ/ロック/ヒューム/キル
ケゴール/マルクス/フッサール/メルロ=ポンティ/ドゥルーズ
が読まれ、またハイデガーも岩波新書および講談社選書メチエのそれが読まれ
ました。そして、カント・ウィトゲンシュタイン・ニーチェがちくま新書で読
まれました。そしてさらにこれから読むべきものとして、やはり「人と思想」
シリーズの、
・ベンヤミン/和辻哲郎/フロム/レーニン/ムッソリーニ/ポパー/カント
/ヘーゲル/ウィトゲンシュタイン/孔子/親鸞
それから「人と作品」シリーズの、
・夏目漱石/斎藤茂吉
が予定されています(^^;。さらに産業図書の「現代哲学」、「Y21」シリー
ズの「経済学史」「現代社会学」、ミネルヴァ書房の「現代心理学への招待」
それから有斐閣新書の「憲法を学ぶ」、さらには明日香出版の「数学がまるご
と8時間でわかる」等の総合的入門書もSamwynの興味をいたく惹くもの
です(^^;。この後もさらに「左伝」や「八宗綱要」、「大学」「中庸」等の東
洋思想の再検が求められ、あ、それから中公の「世界の名著」シリーズの「プ
ロティノス(等新プラトン主義)」や「コーラン」および「近代の藝術論」も
「知識の抜けた部分」として読むことが予定されています(^^;(同シリーズの
東洋系のものは、「司馬遷」と「ガンジー・ネルー」「孫文・毛沢東」以外は
すべて既に、儒教以外はるーみっくSIG到来前に読まれており、儒教系もす
でに読まれました(^^))。

 本来ならこれらを一通り把握するまで哲学的思考は控えるべきとは言え、い
つ終わるやら知れず、さらにはSamwynの興味の拡張によってさらに読む
べきものが(まず確実に(^^;)増えるでしょう(^^;。それで、徒然なるままに
スケッチ的にアイデア等を書くことで、世に対するいくばくかの貢献とするこ
とで今は良しとしたいと思います(^^)。

 フォード主義は、「大量生産」という技法で本来労働者に担われていた「損
失」を「地球資源」に担わせたものだと言えます。興味深いことにこれは、ス
ターリンの経済とシンクロする発現であり、ゆえにそれを基礎とした戦前〜戦
後のアメリカは「実質的社会主義国」でした。もちろん、これは「地球資源の
限界」という壁を持つ「一時しのぎ」なのですが、それでも「第2次産業の完
成形態」と見ることができます。ケインズ理論はそれを公的政策に応用したも
のです。
 この「下部構造」の変化は60年代の「情報革命」によって訪れます。すで
にフォード主義自体、「不変資本を増加させる」形態なのでしたが、情報革命
によって「可変資本の不変資本化」が生じます。OSや有名なアプリは「通用
性(ポータビリティ)」を獲得する過程で物神化しつつ「不変資本」へと転じ
て行きます。一連の「インターフェース裁判」が端的にこのことを告げ知らせ
ています。この「不変資本の個人化・独占化」が「特別者を認めない」ソ連型
社会を崩壊させ、またマイクロソフトの独占という「資本主義の歴史的逆行現
象」を引き起こしています。
 いまはまだここまでしか分析できませんが(^^;、いずれにしても20世紀の
資本主義の変転を解くカギは「不変資本の変化による下部構造の変化」にある
とSamwynは見ています(^^)。

 いずれにしても、「アンジェラ=Samwyn」がまだ今1つはっきりして
いません(^^;。今後の読みの焦点となるでしょうか(^^;。

Samwyn
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