#2632/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (MRN59168) 97/ 5/ 3 8:34 ( 48)
おやじ>家族の絆とは? パソ通2年生
★内容
年に1〜2回ある、恒例「ビックコミックオリジナル」での高橋留美子
劇場・・今回は「おやじローティーン」でした。
さっそく、感想をアップしますが、ヘッダは一応・・おやじ>(^^;;;と
させていただきます。
では・・感想を
支店長として栄転したおとうさん、職場での送別会の後・・・酔って
歩道橋から踏み外し、記憶を失ってしかも13歳へと退化してしまう。
ところが、自宅に帰ってみると、おとうさんのサイフの中身はカラッポ
反対に、女子高生と一緒に写っているプリクラが出てきて・・・
浮気か?と疑う妻! 援助交際!?と疑う息子! そして、はたまた犯罪
がからんでるのか? 今まさに、家族崩壊の危機が・・・
ま!
出だしはこんなもんですが(これだけだと某曜日のサスペンス劇場?みたい
ですが・・(^^;))、内容は「家族」の絆をメインにしたなかなかの秀作でした!
「家族」とは何か?「家族」との絆とは・・、謎の女子高生(最後まで名前
はわからず)を介して・・・こういった命題を問いかけている作品でした。
しかしながら、「高橋」さんのうまいところは、本来なら重い内容になるのに
ギャグも混ぜながら、さらっとしかも結構心に残る作品にしているところです。
(うる星や乱馬といったギャグものとは、また違った味わいがあります!)
なお、細かい内容は省きますが、個人的にはラストのシーンとセリフ・・・
「あなたたちは・・・誰なんです?」
「ぼくは、本当の家族のいる所に帰ります。」
は・・・いいですね!
(なんか、世の中の大勢の家族持ちサラリーマンの本音ぽっくって?)
後、おとうさんが記憶を失って13歳に戻るというところの「13」歳が
結構重要だったと思いました。
(男にとって、13歳という年齢は体格的にも精神的にも幼児・児童から大人
へと一歩入る時期だと思いますから・・・)
以上、手短な感想となりましたが、今回の作品は各年代によってとらえかたが
ずいぶんと違うものになるのではと思いました?。
なお、家族持ちではありませんが、一応サラリーマンであるあっしとしては、
最後に「世のおとうさん達頑張って!」と言って終わりたいと思います・・。
追伸:謎の女子高生ですが、<かごめ>ぽかったですね!(目がきつかったが)
パソ通2年生