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#2884/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (PZN90086) 98/ 5/28 20:26 ( 73) 犬夜叉>第74話感想>救われぬ魂 桔梗様の氏子 ★内容 SIGるーみっくわーるどの皆様、こんばんは。 桔梗様の氏子です。 第74話「救われぬ魂」の感想です。 今週のアオリ文句は、いままでのアオリ文句の中で、最も良 くできていました。 「犬夜叉」における桔梗様の今の立場、お気持ちを最もわか りやすく、単刀直入に、しかも、「桔梗様のお言葉」で語って くれています。 さすがは、高橋センセ。出だしから、やってくれます。 でも、このアオリ文句(「そうだ・・・私は始まったばかり なのだ。」)から、察すると、今回の桔梗様再登場編も、物語 のクライマックスではなく、まだまだ続きそうですね。 # 末永く、桔梗様のお姿を拝んでいたい氏子としては、そ の方がありがたいですが・・・。 ところで、今回のポイントは、まずは、次の台詞でしょう。 「生きている者たちは・・・新しい時を刻んでおる・・・・ だが・・・死人のおぬしの時は・・・・止まっている・・・決 して・・・交わることはできぬというのに・・・憐れ・・・」 この旅の法師の言葉ほど、桔梗様の境遇を示す言葉はないで しょう。 # おそらく、この法師は、この台詞を言うためだけに登場 させられたのでしょうね。 最も良く懐いていた小夜ちゃんにまで、別れを告げ、あても なく旅立たざるを得なかった桔梗様・・・。 犬夜叉と普段どおりに、じゃれあうかごめ・・・。 あまりにも、対照的です。 桔梗様こそ、悲劇のヒロインとしか、いいようがありません。 # お可哀相すぎます〜(;_;)。 もう一つの、ポイントは桔梗様が生きていることを知ったと きの犬夜叉の台詞でしょう。 「桔梗おまえ・・・まだこの世にいるのか!?」 犬夜叉の台詞が、「桔梗おまえ・・・生きていたのか」と、 なっていないところが重要でしょう。 もはや、桔梗様を「過去」として自分の心の中では封印して いること、それなのに、桔梗様が実は生きていたことを知って 、心乱れていることなどが、窺えます。 # それにしても、「桔梗様・犬夜叉・かごめ」を見ている と、どうしても、「めぞん」の「惣一郎・響子・五代」の 関係を重ねあわせてしまいます・・・・ だからこそ、犬夜叉は「ひとりで・・・行きてえんだ」と、 まるで、自分に言い聞かせるかのようにつぶやくのでしょう。 おそらく、桔梗様との決着をつけるために・・・ ところで、この発言に対し、かごめが、「あたしが邪魔って こと・・・?」と心中で犬夜叉に問い掛けます。 これは、そこまで、二人の距離が縮まってきていることを示 す言葉でしょう。 と同時に、これは先だっての桔梗様復活編で示された設定( 桔梗様は、かごめのそばによると、魂をかごめの中に引きずり 込まれてしまう。そのため、桔梗様にとって、かごめは「苦手 なもの」になっている)を、思い出させます。 # どうやら、次回はかごめを抜きにして、犬夜叉が一対一 で桔梗様に会うことになりそうです。 ガンバレ桔梗様!!\(^o^) ますます、次回が待ち遠しくなります。 # 今週は、桔梗様のお美しい表情が、いろいろ見られて 満足です・・・・ では、失礼します。 平成10年5月28日 桔梗様の氏子