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投稿日時:1999/ 3/21 20: 4 投稿者ID:PZN90086
#3101/3320 るーみっく☆わーるど コメント数(0)
★タイトル (PZN90086)  99/ 3/21  20: 4  ( 42)
犬夜叉>第113話感想   桔梗様の氏子
★内容
 こんばんは、桔梗様の氏子 です。
 第113話「襲撃」の感想です。

 今回のお話では、ところどころ、地念児の母親の台詞や、犬夜
叉とかごめちゃんのやりとり(「暴れないの?」「そりゃあ、暴
れるかも」)、かごめちゃんの「み〜み〜ず〜」と言う台詞等な
ど、コミカルなシーンもありましたが、その「明るさ」が、余計
に「地念児」編の重さを強調しています。

 また、地念児の母親の額の皺や険しい表情と、夫を想うときの
ふっと和らいだ表情の対比を見ると、この親子がどのような境遇
にあったか、夫との想い出を糧に生きてきたことなどが想像され
ます。

 ただ、それでも、この二人が、人里に住まざるを得ないという
ことは、妖怪の仲間にもやはり入れてもらえなかったということ
でしょう。

 地念児が御一行さまに加わることは、おそらくないでしょうか
ら、地念児親子に待つものは、哀しい出来事かも知れません。
 もしそうなら、かごめちゃんと畑仕事をしていた地念児の「あ
あ・・これが楽しいということだべか・・」というシーンは、あ
まりにも美しすぎ、そして、哀しい「在りし日の情景」となるの
でしょうか。

 逆に、村人達の偏狭さは、表情に険があることにも、表れてい
ますが、おそらく、この村は、それほど地が肥えてなく、村人達
は日々の暮らしの中、心がささくれ立っているのでしょう。
 そのような状況では、古今東西を問わず、村落共同体は、地念
児親子のような存在を「スケープゴート」に仕立て上げることが
多いそうです。

 そういう目で見てみると、今回の地念児編の行く末は非常に気
になります。

 ところで、犬夜叉が見つけた妖怪の巣や卵の様子を見ると、今
回の元凶である妖怪は、土蜘蛛かもしれないですね。

 では、この辺で。

 平成11年3月21日 桔梗様の氏子 

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