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#3102/3320 るーみっく☆わーるど コメント数(0) ★タイトル (MRN59168) 99/ 3/25 11:49 ( 83) 犬夜叉>第114話感想>前回同様ヘビーです。 パソ通4年生 ★内容 どうも、パソ通4年生です。 さて、前回の最後は地念児の家に迫り来る村人達、人喰い親子も村に向かって いる様で、なんか「惨劇」と「悲劇」が起きそうな感じ・・というところで終わ りましたが、今回も前回同様重い話になってます。 ということで、いつもの感想をば・・ ☆襲撃! 地念児の家を取り囲む村人達。罵り、母親に向かって石を投げつけ、かごめま でも『もともと妖怪の小僧とつるんでやがったんだ。』『妖怪の仲間だ!』と云 って殺そうとする村人達。ついに、地念児の家に火までかけます・・・。 これは、まさにリンチです! しかし、なぜこうまでして、村人達は「地念児」を排除したがるのでしょうか? それは「単に不気味だから。」「いかにも人を喰いそうだから。」という見た目 で差別するという理由からかもしれません・・ (あるいは、別に何か理由があるのかもしれませんが・・・・) けれども、その根底には「自分達と違うものは、いっさい認めない!異質な者 は排除すべき!」という現代にも通じる何か大きなテーマが隠されているのでは ないのでしょうか? (なんか、今回のシリーズで(「地念児編」としておきます)高橋先生が云いた かったことが、このあたりにありそうな気がします。) だからでしょうか、かごめが襲撃してきた村人達に叫んだ『地念児さんは、人 なんか殺せない。そんなことよりも一緒にいればわかるわ。』という言葉がもの すごく重く感じたのですが。 ☆泣けてしまいます。 村人達を襲っていた、本当の人喰い親子妖怪が登場しました。 母親妖怪は、ムカデとカマキリを足して二で割った様な顔と体型をした、口で はうまく言えない不気味な妖怪です。(子妖怪は、昆虫の幼虫みたいなやつ) 地念児の家を襲うとした村人達を、次々と血祭りにあげていく親子妖怪達(名 前はまだ不明です)・・・惨劇です!(゚O゚) そして、この妖怪を倒そうとかごめは、弓をいり当てたものの、反対に反撃を くらってしまい気絶させられ、腹わたを喰われそうになります。 「あ!やられる!」と思った瞬間・・助けたのは「地念児」でした。 自分の右手を、化け物の口に突っ込ませ・・『逃げてけろ・・・早く・・』 『あんただけだ・・・おらを人並みに扱ってくれたのは・・』『あんたをここで 死なせたら・・おらはもうこの先生きていかれねえ。』とかごめに泣きながら云 う地念児。思わず、なんかジーンときてしまうシーンです(T.T)。 ☆助けるこたねえ! 地念児が体を張っている時に、遅まきながら犬夜叉登場! 子妖怪をたちまち粉砕します! かごめは『地念児さんを助けて!』という涙ながらに犬夜叉に訴えますが、 ここでなぜか母親は『助けるこたねえ!』と犬夜叉の助けを拒否します! 驚く・・かごめと犬夜叉。 なぜ、母親はこんなセリフを発したのでしょうか? これは、母親は本当は地念児が産まれた事に対して(話は飛びますが「うる 星やつら」の「あたる」の母親が云う口癖『産むんじゃ、なかった!』よりも もっと深刻な意味で。)ものすごく後悔しており、実は「この世の中から消え てもらって欲しい」という心の底にあった何かが爆発したことから発せされた からでしょうか? (この子のおかげで、自分も虐待されたという恨みがあったのか?) それとも「こんなに、世間から嫌われたり排除されているなら、この機会を 通じて消えてもらった方が、本人のためにもいいのではないか?」という純粋 な母心から出た言葉だったのでしょうか? 具体的な答えは次回以降の持ち越しになりますが、このセリフを云った母親 の憎しみに満ちた顔を見ますと、なんか前者の答えでは無いかという感じがし てしまいます(;_;)。 ところで、同じ半妖の犬夜叉を産んだ、犬夜叉の母はいったいどういう気持 ちを持っていたのでしょうか? (今のところ不明ですが、前回見せた犬夜叉の態度を見ますと、もしかしたら この地念児親子の様に、何かあったのかもしれません?) ということで、今回の「地念児編」は「半妖とは、いったい何か?」という 犬夜叉存在そのものを問うお話なかもしれません。 では パソ通4年生(MRN59168)