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#1354/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (PHC66685) 94/ 1/17 16:31 ( 32) BD大会>私の見所 〜世界編〜 未説 ★内容 よく、TVシリーズ101話「みじめ、愛とさすらいの母」は「BD」 と、押井監督の自己の解放をモチーフにしていると言う点で共通した世界 観を持っていると言われてたと思いますが、相違点として、前者が、話自 体は完結しないで結局世界は崩壊したまま終わっているのに対して、後者 は、同じモチーフでありながら、よくそこのところが改善?されていると 思いました。 御本人もインタビューで答えていらしゃるように、「ラムの考えている 事が分からない分、夢の世界の僕自身の願望をちゃっかり取り入れるてい るんです。」と言うように、あのサバイバルシーンは、ラムでも他の誰で もない、押井監督の夢の世界だというので、ラムの夢が世界であると言う 前提であるにも関わらず、純粋に内面のラムを理解しようとした場合、誤 解をまねかないのかな?と思ってしまいました。確かに、あの荒野の、一 面誰も居ない、他の人々の生活を全く犠牲にしたあの友引町が、あの17 歳の無邪気な女の子の内面の一部なのかなと思ったりもしましたが、氏も おっしゃていらっしゃったように、当時30歳越えてた氏が10代の女の 子の内面を論理志向していくという過程に無理を生じたための苦肉の策だ ったということで、仕方がないのかなと思ったりもしました。さすがの氏 の論理的な思考も、こればかりは、LOGICしかねたようですね。南翔子さ んのあの歌詞のくだりは本当のようですね。(^^) 最後のテロップの友引高校の校舎の階数が変わってくるのは気づいてい ましたが、SAMWYNさんみたいに、最後の時計の鳴る回数にまでは気 づかなかったなぁ(^^:)。あれは大した意味がないと思っていたんですが、 考えてみれば、あのキスシーンの時に既に鳴っているので、テロップの後 鳴るのもおかしいですからね。そうかぁ、あれによって夢の構想自体にも 解釈の違いがでてくるんですねぇ。最後の最後まで考えさせられるという 事ですか。勉強になりました。 以下 〜ストーリー編〜 に続く… ID>PHC66685:未説