#1357/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (CHM88424) 94/ 1/20 1:53 ( 51)
BD大会>RE#1351 RE:あたるの本心 NIFTYより
★内容
【NIFTY-Serveより転載21】
>- FANPLN MES( 4):るーみっくわーるど(8)高橋留美子の部屋 -
>00192/00193 GGB03473 SYO RE:BD大会>あたるの本心
>( 4) 94/01/17 13:19 00187へのコメント コメント数:1
にゃにゃ丸さんどうも(^^)。SYOです。まず、普段の僕は「恋愛」だの「愛」だ
のとは程遠い生活をしています(^^;。で、やっぱり気恥ずかしいんですが、あくまで
BDは「恋愛」映画でもあると信じているので書きます。
>> ラムが基本的にあたるをふるにふれないのは、あたるがラムに対する気持ちをは
>>っきりと示していない、ただその点にあるのではないかと思いますよ。
ごめんなさい。前の書き方が悪かったですね。僕もそう思っています。そして「心
の奥底ではうちのことを思っている」という信頼があるからですね。それでも、あえ
て、あたるの気持ちをはっきりさせた(させてしまった)のが、この映画だという事
です。
そして、あたるの気持ちをはっきり示すために、夢邪鬼や夢の世界が必要だったと
考えているのです。だからこの映画を「うる星やつら」の「恋愛映画」だと考えてい
ます。これは僕が最初に見た印象がそうだったからかも知れません。
>> ですから、「好きな人を好きでいるために自由でいたい」というあたるの気持ち
>>は、『男の逃げ』というよりは、『ラムとの関係を常に新鮮なままで保っておきた
>>い』ということなのではないかと思います。
「自由でいたい」という意味はそうだと思います。僕はそれが「男の逃げ」だと思
っています。「自由でなくなれば、好きでなくなる」かもしれない、気持ちをはっき
り伝えれば、良かれ悪しかれ次に進まなければならない。それは新鮮ではないかもし
れないし、自分を束縛するかも知れない。「男の逃げ」というのが適当でなければ「
(一番良い状態から変るかもしれない)ためらい」でも良いです。
>>案外、一度関係を結んでしまうと、あの嬉しくもあり、同時に焦燥感あふれる思いと
>>いうものは、急速に冷めてしまうような気がします。
ですよね。そういうリスクがあってもなお、あたるは会いたい人の名を呼んで現実
の世界へ帰りました。そこで取った行動は夢(=あたるが自由でいられる世界)の話
をするラムを制して、キスをする事でした。これは、「好きでいるために自由でいた
い」事から出て、「自由でなくなっても好きであり続ける責任」を選んだのだと、僕
は思います。それが、途中で終わったのは、まだ原作やTVが続いていたからでしょ
うね。「あの二人には進歩がない」とするしか無かったのだと思います。
前のとあまり内容が変らないので申し訳ないのですが、あとひとつだけ。
「好きでいるために自由でいたい」のと、完結編で描かれたあたるとラムとはまっ
たく違うと考えています。完結編なら、「逃げ」ではないと僕も思いますよ(^^)。上
記の内容は、あくまでBDに限ります。
意見交換ということで喜んで書いていますが、見当外れだったりしたら言ってくだ
さい(^^)。
SYO (GGB03473)