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#1383/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (CHM88424) 94/ 1/25 0:33 ( 78) BD大会>RE#1366 RE*2_2:話題のキス(?)シーン NIFTYより ★内容 【NIFTY-Serveより転載35】 >- FANPLN MES( 4):るーみっくわーるど(8)高橋留美子の部屋 - >00245/00246 PXH01472 にゃにゃ丸 RE^2:BD大会>話題のキス(?)シーン? >( 4) 94/01/24 14:46 00230へのコメント こんにちは、SYOさん。いつも僕のMSGに対し、レスをして下さいまして、 ありがとうございます。 >キスを喜ぶ人が「うる星ファンでない」とは僕には思えません。 先の僕のMSGにおいて、説明不足の点がございましたことを、まずお詫びしてお きますm(_._)m。その点につきましては、一括して、L.WEDDING.さんへのレスという形 でアップさせていただきました。そちらの方も参照していただければ、嬉しく思いま す(^^)。 僕個人としましては、『キスを喜ぶ人が「うる星ファンでない」』と書いたつもり ではありませんので、もし誤解を招くような点がございましたら、訂正させていただ きます。 個人的には、彼らがキスすることに祝福を送ることは、ごく普通の感情ではないか と考えております。ましてや、「うる星ファン」ではないなどとは、断じていえない と思います。(現にTVシリーズの最終回では、二人のキスに、僕自身、祝福を送っ ていましたから。(^^) > ここまで書いて思ったのですが、にゃにゃ丸さんが言われるのは >「キスをする、しない」が重要ではないということですね。 まったく、そのとおりです。僕のMSGは基本的には、そういうことが言いたく て、アップしたものです。SYOさん、どうもありがとうございますm(_._)m。 > その前のゆったりした部分が重要か「ラストの遊び」なのかが、 >わからなかったものでこういうアップになりました これは、僕個人の意見ですが、BDの脚本、ストーリーとしての大筋が終わったの は、あたるの蹴り跳ばしシーンまでではないでしょうか。ですから、あの“眠ってい るラムとそれを見つめるあたる”というシーン(このシーンは、ハーモニー処理が最 高に決まってて、BDでも最も美しいシーンのひとつに数え上げることができるので はないかと思っています。)以降が、いわゆる『ラストの遊び』だと、僕は考えてい ます。 ここで、同時に指摘しておきたいことは、『ラストの遊び』というものは、決して 付け足しのようなものではなく、作品を成功に導く為には必要不可欠なものであると いうことです。この『ラストの遊び』については小池一夫さんは次のように書かれて います。: この『ラストの遊び』は、コミック作品にも取り入れられています。 どのように取り入れられているか、といいますと、読み切り作品の、ラスト1頁か 2頁を見てください。必ずや、読者の頭に強烈な印象が残るように、キャラクターに 何かをさせているはずです。 これがコミックでの『ラストの遊び』です。これを行うと、作品にふくらみが出 て、なんでもない普通の作品が、キラリと輝いて見えてきます。(中略) この『ラストの遊び』に素晴らしいシーンが描けたならば、その作品は80%成功 したと言えます。(中略) 例えば24頁の作品を描く場合、ギリギリ24頁までストーリィを入れてしまう と、読者としては、ちょっと窮屈に感じるものです。 ドラマがギチギチに入っているため、余裕が感じられず、作品に息苦しさを感じて しまうからです。 しかし、ドラマが22頁ぐらいまでに終わりますと、作品にゆとりが出てきて、ゆ ったりとくつろいだ感じで作品か読めると言えます。 作品に安定感があたえられるわけです。 :『小池一夫の誌上劇画村塾』(スタジオ・シップ社)、P60〜61より引用。 僕が、あのキスシーンを『ラストの遊び』になぜ含めるかと言いますと、あのシー ンは見ている人には深い印象を残すのですが、BDの脚本のあらすじを簡単に説明す るような場合には、触れなくてもかまわないシーンだから(なぜなら、あたるとラム の関係が進展したという結果をもたらしたわけではないから)です。 ただ、メガネの咳払い以降ではないか?、というご指摘も、もっともだと思いま す。僕がこの解釈をとらない理由は、ラムとあたるは実際にはキスをしていないとい う、ただその一点だけです。もし、あのとき、ラムとあたるが実際にキスを交わして いたとしたら、『ラストの遊び』はメガネの咳払いから、という解釈を支持します (^^;)。 それでは、SYOさん。今後ともよろしくお願いしますm(_._)m。 by にゃにゃ丸(PXH01472)