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#1404/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (TMC82013) 94/ 1/30 16:23 ( 51) BD大会>ギリギリ(^_^;) もろ ★内容 わたしは、うる星には3の映画から入ったクチです(珍しいのかも 知れないけど(^_^;)) その後に、BDのビデオを借りて見たんですが、そのときに衝撃を 受けた事をよくおぼえています。 とにかく、この映画を「うる星の映画としてみていたのではなく、 なんらかのミステリー映画」として見ていました。 それほど、作品の本質とキャラクターの存在感の映画上での重要性の 比率が、いわゆる「うる星やつら」と変わっていた、このことについて 驚いていました。 映画をみていて、場面の意味する謎解きを楽しんでいた。 他でも書いてますけど、これが決定的に他のうる星のアニメ/漫画とは、 (自分で)区別している理由でもあります。うる星の世界をかぶった 押井守の映画、ということでしょう。 ということで、自分が映画に描いている概要を書いた所で、個別に。 ラムとあたるのキスのシーンですけど、全体から見れば些細なことにしか 見えませんでした。それまでのジェットコースターのような展開に酔いしれて いて、最後のまとめで急停車できなくなってる、ということでしょうか。 相対的にあまり意味がない気はする。結局、いままでの話の延長線をちょっと サービスした感じかな。 それよりも、鮮烈なのは「責任とってね」でしょう。 一般的に卑猥な意味(?)(これも誤解を招く表現だなぁ(^_^;))に取られる言葉を 使ったこと。 いわゆる、男女の恋、というか対等の関係(日本では)からの分離を唄った事。清算。 これは、考えるまでもなく「うる星という世界の終結をさせろ」を意味してい るわけで、見ている観客にはあまりに衝撃的です(映画でこんなことやって いいんかいな、とか(^_^;)) けも先生はどー考えるかな、やっぱこの映画は嫌がるだろうなぁ、とかいろいろ 考えました。 押井氏がどんなことを考えてこの言葉を入れたかは、まぁいろいろ話がでてます けど、個人的にはちょっとやりすぎ、という感はあります。たしかに自己表現と して映画を見るとアレでしょうけど、ちょっとねぇ。 レイミアさんの、客観性が存在しない、というのは量子力学を思い出しますね。 さてさて、興行上では「世間一般の人」にターゲットをつけて作るのが 一番なんでしょう。これは絶対なもんでしょう。 うる星2では土台に家屋を乗っけるのを失敗した気はしてます。土台に うる星世界を使うべきではなかったとは思います(ここらへん、うらんでいる 関係者が多い気もする(^_^;)) そんな意味で、押井氏はわがままだ、といまでも思ってますが(^_^;) まぁ資金的問題もあったんでしょうけど、全部オリジナルのBDがみたいな とかと、いまでも思ってます。 もろぼし☆らむ