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#1416/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (XGM38132) 94/ 2/ 6 2:28 ( 26) 考察>めぞん一刻TV40話について by阿修羅 ★内容 第40話。タイトルに「優しさがせつなくて」とある様に、全編に渡ってすごく切な い雰囲気が漂ってる。 自分にとって最大のライバルである惣一郎。その惣一朗が響子に渡したたった一つの プレゼント。響子にとっては触れるだけて思い出が溢れ出して来るものであり、五代に とっては十分すぎる程大きな障害。その石にそんな意味があることに、響子に調べるよ う頼まれた後で知った五代。辛い。捨ててしまいたいほどに。でも、五代には出来ない 。それがどんなに自分にとって厭なものであっても、響子にとって最も大切な〈もの〉 だから。彼女の大切な思い出を壊してしまうことが、それがいつまでも自分を苦しめる ことが分かっていても、五代にはどうしても出来ない。 クリスマスカードを渡された響子さん、自分はなんてことを・・って思ったでしょう ね。それから五代の深い思いやりに感動したんじゃないかな。五代もメッセージに「と ても素敵なプレゼントだと思いますよ」なんて、粋な事しますね。 この話はTVオリジナルですが、いいですね。TV版の前半では40話が一番感動し ました。後半、BGMにアレンジされたピカソの「ファンタジー」が、切なさを最高潮 にまで高めてますね。僕はこの曲大好きです。 TVオリジナルの事とあわせてひとつ。僕は八神登場以後はTV版の方がストーリー 展開が自然だと思います。まあ、原作の構想がつくられた時代と、TVアニメ化が決ま った時代にずれが有りますから、しかたないですが。それとも僕と原作者の考え方と年 齢の違いのためでしょうか。逆に前半は、原作の話の省略が多いのがちょっと残念です が。 94/2/6 by 阿修羅