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#1427/3141 るーみっく☆わーるど *** コメント *** ★タイトル (PJG68527) 94/ 2/ 9 20:58 ( 36) 考察>#RE1423 それでいいと思います。 古屋一雄 ★内容 □ >八神が諦めたのか諦めてないのかがはっきりしていない。 □ □ そうですね。でも、気持ちの問題ですから、「諦めた」「諦めない」の □ ふたつにひとつ白黒はっきりしないのが、むしろ自然と思います。 □ □ ところで、「嫌いなんだ、はっきりしないのって」ですが、 □ 人にはっきりしないのが嫌いと言っておいて、自分ははっきりしないのって □ たいへん人間らしい、よくあることではないでしょうか? □ 人様への発言と自分のあり方とが違っていても、 □ −−それがしばしば見られる人間のあり方であるという意味で−− □ まったく矛盾はないと思います。 □ #余談ですが、響子のは・りしなさと、 □ いぶきが(読者から見て)はっきりしないのとでは □ 意味が違うのではないかと見ています。 □ □ こんなこと言ってたいへん心苦しいのですが、 □ 『めぞん一刻』の話や作中人物って、現実感があるのでしょうか? □ そりゃあ、変身しないとか、鬼の星から来た宇宙人がいないとかいう意味では □ たいへん現実的ですが、現実味ってそういうことではないと思うのです。 □ いや、現実感溢れる作品で、だからこそ面白い、と言われるなら □ 何も言うことはないのですが、「リアルさが足りない」と言われるなら □ そもそもそんなものははじめっからない、というのが率直な感想です。 □ □ >(いぶきは)三鷹やこずえに比べて、描かれるべき心理の相対密度が薄い □ □ そうですね。いぶきファンには残念なことです。 □ これは、 □ 1)登場した時期が遅い。 □ 2)裕作と響子の間を揺がす存在として、弱い。 □ ためでしょう。 □ もっといぶきを描いてほしかったというのは心情的にはよく分かりますが、 □ 作品として難があるという見方はどうかと思います。 □ 『めぞん一刻』はそもそもそういうものではないのですから、 □ それを期待するのは違うのではないかと思われます。 □ □ PJG68527 古屋一雄