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#1486/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QKM33822) 94/ 2/26 13:46 ( 55) 感想>「竜」シリーズ第5番? SAMWYN ★内容 今回のいわゆる「あかり編」、続きものだとしたらまず間違いなくジャコウ 王朝編・真之介編・公紋竜編・毒薬双子編に続く「竜」シリーズ第5番だと思 われます(^^;。 「雲竜」−>「くもの竜=公紋竜」は前の感想にも書いたことですが、さら にこの「今にも死にそうな祖父」は真之介の祖父とイメージが重なります。だ からあかりは、「女の真之介」「女の公紋竜」、その2人は「打破されるべき 男乱馬のイメージ」だったのですが、とするとあかりは「打破されるべき女ら んまのイメージ」でしょうか? 否、真之介が克服され、公紋竜が打破されて 女になったのがあかりなわけですから、今回はらんまがあかりと競うことで彼 女を越える「可愛い女」になる話、つまり「来たるべき女らんまのイメージ」 と私は見ました(しかし、私はそーゆー女らんまへの思い入れが非常にあるの で、そのために逆にそう言い切ることをためらってしまいますが(^^;)。 そう、あかりは響子でもあります(ラブレターの「ブタの足跡」は響子の象 徴「桜吹雪」(をを、響子は遠山の金さんだったのか(^^;?)ですし、それに 第1、私は前から「らんま=響子」だと対応付けていますから(^^))。だから あかりは「偽響子」になります(^^;。つまり、「竜」シリーズ第5番、私がそ れが最後、と告げたこの話では、偽響子との対決を通じて「誰が本当の響子な のか」が明らかにされることになります(すなわち、らんま1/2はついにこ の話をもって「めぞん一刻モード」に突入します(^^))。 この導入部は、良牙が主役という点その他から、恋の釣竿編を強く連想させ るものです(^^)。すなわち、恋の釣竿編でスタートされた変化が、今回の話で ようやく終了して新しいらんま1/2の基本設定が整うことになるでしょう。 あかりに関して、気になりつつも今1つ(今はまだ(^^)?)意味を読み取り かねるものは、 ・なぜ名前「あかり」は「あかね」に合わせられたのか? ・なぜ彼女は物を差し出す時「ドピュッ」と勢いよく差し出すのか? ・なぜ彼女は「だー」と涙を流したのか? この3点が、何か大事な意味があるように思えて仕方ありません(^^;。あ、あ と祖父の布団の「雷神の絵柄」も意味を確定するには(8割方なんとなくわか るのですが(^^;)不十分です(^^;。 そうそう、「あかね=あたる」の読み換えで行けば「あかり=あたり」にな りますネ(^^)。気になって易経を調べたら、乾為天5爻の文言伝に次の文があ りました(^^)。 「子曰く、同声あい応じ、同気あい求む。水は湿に流れ、火は燥に就く。雲は 竜に従い、風は虎に従う」 (およそ同類はたがいに求めあうものである。水は湿地に流れ、火は乾燥した 所に燃え上がる。青雲は竜の昇天に従って沸き、谷風は虎の咆哮によって起こ る) さて、虎の咆哮が「谷」風ならば、これは気学八卦図(後天八卦図)で白虎 の位置する「沢」のことであり、であるなら「雲」は青龍の位置する「雷」雲 を指すことになります。これらもまた、竜であるらんまは雷である九能とただ ならぬ関係に入り、一方虎である良牙も東風となってあかねとより深い仲にな ることを示すものです(これらはあかねとらんまの不和が原因となって生じる ことですが、あくまで基本座標系は良牙×らんまであることは言うまでもない ことです(^^))。 さあ、もし今回の話が続き物であるならば(^^;、乱馬の良牙への想いがかな りはっきりとわかるようになるはずです(^^)。では、今はこのへんで(^^;。 SAMWYN