SIG るーみっくわーるど SIG るーみっくわーるど」は、漫画家 高橋留美子先生(るーみっくわーるど)の作品が好きな仲間が集まっているグループです。 るーみっく好きなメンバー間コミュニケーションのためのチャットや掲示板の提供、るーみっく系イラスト・小説・リンク集の公開などを行っています。 オフ会も不定期に開催されています。1992年6月にPC-VAN上で誕生した歴史あるグループです。
ホーム | About | 新着・お知らせ | フォーラム | ライブラリ | チャット公開ログ | メンバー紹介 | リンク | Copyright
投稿日時:1994/ 2/26 13:46 投稿者ID:QKM33822
#1486/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QKM33822)  94/ 2/26  13:46  ( 55)
感想>「竜」シリーズ第5番? SAMWYN
★内容
 今回のいわゆる「あかり編」、続きものだとしたらまず間違いなくジャコウ
王朝編・真之介編・公紋竜編・毒薬双子編に続く「竜」シリーズ第5番だと思
われます(^^;。

 「雲竜」−>「くもの竜=公紋竜」は前の感想にも書いたことですが、さら
にこの「今にも死にそうな祖父」は真之介の祖父とイメージが重なります。だ
からあかりは、「女の真之介」「女の公紋竜」、その2人は「打破されるべき
男乱馬のイメージ」だったのですが、とするとあかりは「打破されるべき女ら
んまのイメージ」でしょうか? 否、真之介が克服され、公紋竜が打破されて
女になったのがあかりなわけですから、今回はらんまがあかりと競うことで彼
女を越える「可愛い女」になる話、つまり「来たるべき女らんまのイメージ」
と私は見ました(しかし、私はそーゆー女らんまへの思い入れが非常にあるの
で、そのために逆にそう言い切ることをためらってしまいますが(^^;)。

 そう、あかりは響子でもあります(ラブレターの「ブタの足跡」は響子の象
徴「桜吹雪」(をを、響子は遠山の金さんだったのか(^^;?)ですし、それに
第1、私は前から「らんま=響子」だと対応付けていますから(^^))。だから
あかりは「偽響子」になります(^^;。つまり、「竜」シリーズ第5番、私がそ
れが最後、と告げたこの話では、偽響子との対決を通じて「誰が本当の響子な
のか」が明らかにされることになります(すなわち、らんま1/2はついにこ
の話をもって「めぞん一刻モード」に突入します(^^))。

 この導入部は、良牙が主役という点その他から、恋の釣竿編を強く連想させ
るものです(^^)。すなわち、恋の釣竿編でスタートされた変化が、今回の話で
ようやく終了して新しいらんま1/2の基本設定が整うことになるでしょう。

 あかりに関して、気になりつつも今1つ(今はまだ(^^)?)意味を読み取り
かねるものは、
・なぜ名前「あかり」は「あかね」に合わせられたのか?
・なぜ彼女は物を差し出す時「ドピュッ」と勢いよく差し出すのか?
・なぜ彼女は「だー」と涙を流したのか?
この3点が、何か大事な意味があるように思えて仕方ありません(^^;。あ、あ
と祖父の布団の「雷神の絵柄」も意味を確定するには(8割方なんとなくわか
るのですが(^^;)不十分です(^^;。

 そうそう、「あかね=あたる」の読み換えで行けば「あかり=あたり」にな
りますネ(^^)。気になって易経を調べたら、乾為天5爻の文言伝に次の文があ
りました(^^)。
「子曰く、同声あい応じ、同気あい求む。水は湿に流れ、火は燥に就く。雲は
竜に従い、風は虎に従う」
(およそ同類はたがいに求めあうものである。水は湿地に流れ、火は乾燥した
所に燃え上がる。青雲は竜の昇天に従って沸き、谷風は虎の咆哮によって起こ
る)
 さて、虎の咆哮が「谷」風ならば、これは気学八卦図(後天八卦図)で白虎
の位置する「沢」のことであり、であるなら「雲」は青龍の位置する「雷」雲
を指すことになります。これらもまた、竜であるらんまは雷である九能とただ
ならぬ関係に入り、一方虎である良牙も東風となってあかねとより深い仲にな
ることを示すものです(これらはあかねとらんまの不和が原因となって生じる
ことですが、あくまで基本座標系は良牙×らんまであることは言うまでもない
ことです(^^))。

 さあ、もし今回の話が続き物であるならば(^^;、乱馬の良牙への想いがかな
りはっきりとわかるようになるはずです(^^)。では、今はこのへんで(^^;。

SAMWYN
前の投稿:#1485 BD>RE:1452 いや、そうではないんです    MOMOCHA
この投稿:#1486 感想>「竜」シリーズ第5番? SAMWYN
次の投稿:#1488 雑感>RE#1478 五代と響子の仲って……       by阿修羅

フォーラム過去ログ一覧へ戻る

Copyright © 1993-2005. SIG るーみっくわーるど
このページにある投稿文章は、各投稿者に著作権があります。
このサイトで公開されている全ての文章・画像などを許可なく転載することを禁じます。