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#1502/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (QKM33822) 94/ 3/ 6 11:59 ( 93) 考察>RE#1501 基本的にはYESですね(^^; SAMWYN ★内容 阿修羅さんへのRESです(^^)。 >まともさの順・・・ 乱馬×あかね、ムース×シャンプー、良牙×右京の順なのが私には非常に興 味深いです(^^)。これは、やはり読者はヒーロー&ヒロイン1セットで把握し ている、ということを表わしているのかも知れません。私にはむしろ(男とし ての)乱馬と(女としての)あかねが一番理解しづらいですネ(^^;。 阿修羅さんが後で述べたように、乱馬もあかねもあまりに性格が「表面的」 なんです。どうして「めぞん一刻」のようなこまやかな心理描写の出来るけも 先生がこの2人は表面的にしか描けないのか? ムースやシャンプーは何も考 えなくてもその心理を把握できるので、けも先生の「技能」が落ちてしまった とも考えづらい。そこが私の考察の出発点です(^^)。つまり、乱馬があくまで ヒーローであかねがあくまでヒロインであるというこれまで一般的だった見方 は実は間違っていたんじゃないか、と。 初期は乱馬の方がこまやかな、すなわち女性的な性格で、あかねの方が竹を 割ったようにさっぱりした、すなわち男性的な性格だったとする見方は私も同 じです(^^)。そこから私は、実はらんまがヒロインであかねがヒーローだった のではないか、と考察しました。そして、この2人の「登場の仕方」から(め ぞんに似ているので比べてみて下さいね(^^))、けも先生が明らかにそうした 自覚の上でらんま1/2を作り始めていたことも確認しました(^^)。 第13巻の頃は、私の確認した限りでも(と言っても、街角で2、3人の中 学生の会話を盗み聞きしただけなのですが(^^;)、やはりその頃が「らんま離 れ」の始まったポイントですね(^^;。おそらく、乱馬×あかねが裕作×響子と はどこか異質であること、またはどう見ても後者のあまりに安っぽい表面的な イミテーションにしか見えなくなったこと、それが原因だと思われます(^^;。 私が言い足しておくことは、おそらく「けも先生が裕作×響子としての乱馬× あかねを描くことは永遠に不可能と言ってよいこと」です。つまり、けも先生 の中ではこの2組は絶対イコールにならない、私は考察によって、それは「け も先生にとっては裕作×響子は実は良牙×らんまとイコールだった」ためであ ることを把握しました(^^)。 だから、私が証したかった、あるいは今証しつつあることは、「これまでの らんま1/2の読み方は最初の一歩が逆へ踏み出していた、すなわち180度 間違えていた」ということです(^^)。 例えば、めぞんを「響子×こずえの愛の物語」として読んでいたようなもの です。こんな見方でめぞんを読んでも面白くも何ともないですね(^^;? でも、 だから安易に「めぞんはつまらん作品だ」と言って良いものか? 阿修羅さん がめぞんは「裕作×響子の話」とわかっていたら必ずその人を説得しようとす るはずです(ま、ほっとくかも知れませんが(^^;、でも、その人が他の人に 「めぞんはつまらないよ」と言うようになればさすがにイヤな気持ちになるで しょう(^^;? 今らんまでまさに同じことが起きているのですヨ(^^;)。 私はらんまの考察を始めるまでは、読みながら考察する、ということは1度 もしたことがありませんでした(^^;。何も考えず、読んだ通りにスッと頭の中 に入って来る、ところがらんま1/2はそれを許しませんでした(^^;。乱馬の 表面的な行動の裏にある何かにどうしてもひっかかってしまうのです。それか ら様々な考察を通じて、結局それは「誤解による乱馬×あかねの圧迫の元でけ も先生はそのように描かざるを得なくなっていた」ことであることを把握しま した。らんま1/2は非常に特殊な状況に置かれていたために考察に考察を重 ねてしまいましたが、本来は私は「直観的に考えずに読む」タイプで、それは 今でも変わっていません(^^)。だから、実はめぞんに関する考察も、うる星や BDに関するそれも、すべては「らんま1/2を理解するために」けも先生の 基本スタンスを探る目的で書かれたものです(^^;。 結局、らんま1/2がスムースな感情移入を拒んでいたのは、けも先生のヒー ローと読者のヒーローが、けも先生のヒロインと読者のヒロインがまったく別 のキャラだったためであろう、と私は思います(^^;。 >SAMWYNさん式の考察はちょっと理解に苦しむんです これも上に書いたこと、「私の目標はたとえめぞんを考察していてもらんま に固定されている」ためでしょう(^^;。つまり、「乱馬=響子・裕作=良牙・ あかね=こずえ」を証すために私はめぞんを考察しているので、純粋な「めぞ ん論」というわけではありません(^^;。方法的には「ソクラテス風・ラジニー シズム風・仏教風・老荘風な象徴心理学的・カバラ的アプローチ」ですね、お そらく私の方法とまったく同じものはこれまでなかったでしょう(^^;。 わかりやすく言えば、「ある人がよく似たシンボルを扱う場合、その裏には 同質の無意識的エネルギーが存在する、そしてそれは『よく似た関係』にも当 てはまる」ということです(^^)。そして、そのシンボルと無意識的エネルギー との対応がその人の一生にうちに変わることは95%ない、ことから、旧作と 同種の関係が新作で出れば、その関係はおおまかには旧作と同じ軌跡を描いて 動くはずである、と考えます(^^)。まあ、ラベル化するなら「無意識を対象と するシンボル力学的観点」というあたりでしょう(^^)。 >らんまは少々アイデアに詰まっている・・・ 乱馬×あかねとしては、だと私は思っています(^^)。つまり、乱馬×あかね は私の観測では、けも先生の中ではすでに「枯れて」います。にもかかわらず それに置き替わるはずの良牙×らんま(でなくてもかまわないのですが(^^;) がまだ出ていない、すなわち今のらんま1/2はヒーローばかりか、ヒロイン も不在になっているのです(^^;。特に阿修羅さんの指摘されたころから「誤解 しまくる一部過激ファン」への攻撃にけも先生の主点が移ってしまったと私は 見ますが、これはさすがに「事情を知らない日本全国のらんまファンのことも どうかお忘れなく(^^;」と言うばかりです(^^;(でも、最近ようやくけも先生 の肩の荷が下りたようで、これからはきっとかつてのうる星最盛期がかすんで しまうばかりの勢いでおもしろおかしく描いて頂けるでしょう(^^)。らんま1/ 2は何かと「3」に縁があるので、私は第3n巻は非常なパワーで突進出来る のではないかと見ています(^^)。面白くなるのはこれからです(^^))。 >過去のLOG・・・ らんまは私の小説だけで1M、考察でも1Mぐらいあるんじゃないかな(^^;? うる星の方はほとんどないですね(^^;、Niftyはうる星の方がメインなよ うですが(^^)。 文章に突貫性しかない(^^; SAMWYN