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#1515/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (XGM38132) 94/ 3/10 6: 1 ( 40) 考察他>めぞんTVの感想を書くことの意義 by阿修羅 ★内容 考察と言うよりは、どちらかと言うと自白文ですね、これは。(執筆後に加筆) この事を考えはじめたのは、丁度めぞん一刻のTV版の19巻(73〜76話)の 感想を書いている時からでした。あの感想を書いている最中、「………、これを書く ことに意義があるのか? こんな物ただの感想文じゃないか。こんな物を考察なんて 風に呼んで、いいのか? 大体、これは原作とは違うんだぞ。そんなもの考察して意 味があるのか? しかもスタッフのコロコロ変わるような作品を、考察しようとして 何が出て来るんだ?」という疑問が湧いてきました。 感想文の意義。恐らくは、それは一般に、読後の感動をより深く味わうとか、感想 を書くことによってより理解を深めるとか、そして、突き詰めて行けば、それを通し て作者の意図を探ることにあると思います。ここで僕が疑問を持ったのは、最後の、 作者の意図の探索、という点です。 TVめぞんの考察。意味があるのだろうか………。考え始めると、いつまで経って も答えが出てこない。「感想は感想なんだ、いいじゃないか。」という気持ちと、「 これを考察しようとしたって、意味なんか無いぞ」という疑問が、頭の中でもめ事を 起こす。そんな状態ではまっすぐに作品が見られない。この数日間、このくだらない 葛藤が僕の思考回路の7割を占有している。 はなからスタッフによる出来の違いを調べるつもりでいたなら、こんな疑問は湧か ないんです。そうでなくて、TVアニメーション「めぞん一刻」に付いての考察、と 構えてかかったものだから、こんな事に行き詰まってしまったんです。構えずにかか ればいいではないか、と言えば、確かにそうなんです。でも、それでは今度は、TV めぞんファン心理の方が納得いかない。なぁぁぁぁ、一体どうしたものか………… しかし、くだらん葛藤だ。やめちまえと言いたくなる。それでも一応、葛藤なのだ 。解決せねば………。 加えて言えば、この状態で20巻に対する深い感慨を帯びてしまった。一体どう持 って行けばいい解釈が得られるだろうか。このままでは来るべきクライマックスでは どうなる事か…… 純粋に、作品を味わい、その感想を書く。と思えばいいのか、やっぱり。 実に、くだらない…………愚痴だな、こりゃ。 わざわざ読んで下さった方に感謝し、お詫び申し上げます。 94/3/10 by 阿修羅