SIG るーみっくわーるど SIG るーみっくわーるど」は、漫画家 高橋留美子先生(るーみっくわーるど)の作品が好きな仲間が集まっているグループです。 るーみっく好きなメンバー間コミュニケーションのためのチャットや掲示板の提供、るーみっく系イラスト・小説・リンク集の公開などを行っています。 オフ会も不定期に開催されています。1992年6月にPC-VAN上で誕生した歴史あるグループです。
ホーム | About | 新着・お知らせ | フォーラム | ライブラリ | チャット公開ログ | メンバー紹介 | リンク | Copyright
投稿日時:1994/ 6/ 1 9:13 投稿者ID:YUD09175
#1671/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (YUD09175)  94/ 6/ 1   9:13  ( 87)
考察>『らんま』のスパイラル構造・3 マッシャ・アッキーニ
★内容

★ 話数による対応関係・整理版

 1. 11- 1〜12-11←→16- 1〜18-11
       ↓   ×   ↓
     2- 2〜 8- 4〜〜 8-11〜10- 8

 2. 14ー 2〜14-11(16- 7)←カッコ内はコウ一郎さんの説
       ↓       (1.と重複する部分含む)
     4- 4〜 7-11( 8-11)

 3.   19ー10
       ↓
    17- 5〜19-11

 4. 20ー 1〜20- 6  20ー 7〜20- 8
       ↓       ↓
    14- 7〜14-10  14- 2〜14- 3

 5. 21ー 1〜23-11
       ↓
     1- 1〜10-11

 6. 24- 1〜30- 4  25- 2,11    30- 7    27-4〜6
       ↓      ↓      ↓      ↓
    13- 1〜15-11   1- 1, 2  10- 9〜10-11  20-7, 8
       (16- 7)

    30- 8〜継続中
       ↓     ←このグループについては気付いてから日が浅いので
    22- 2〜23- 4?   検討不足

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★ 対応表の図表化

 1.から6.を総合し、もう少し巨視的に見てみましょう。
           (3.のみこれらのグループから外れる:理由は先述)

              (30- 8)……(31-XX) → 連載継続中
                  ↓
(20-10,11)…(21-1)……………(22- 2)……(23- 4)………………………(23-11)
  |      |        ↑            |
  |      |        ↓            |
  |  (25-2,11)|(24-1)…(27- 4)……(28-10)……(30- 4)  |(30- 7)
  |    | |   |  ↓  |  ↓   |      | |
  |    | |   |(20-7,8)+(20-1〜6) |      | |
  |    | |   |  |  |  |   |      | |
  |    | |   ↓  ↓  ↓  ↓   ↓      | |
  |    | |(13-1)…(14-2,3)…(14-7〜11)+(15-11)  | |
  |    | |        \/    (↓)     | |
  |    | |(11-1)…(12-11)-+−−−−(16-1)…(18-11)| |
  |    | |   |    |       |    | |
  ↓    ↓ ↓   ↓    ↓       ↓    ↓ ↓
連載開始前…( 1-1)…( 2-2)…( 4- 4)……( 7-11)( 8-1)…(10- 8)…(10-11)


 対称的になっていること、スパイラル構造になっていることがまず一目で分か
ると思いますが、タテの対応関係をさぐっていったら偶然こうなったというだけ
で、これだけでは構造のための構造、構造主義の最も陥りやすい穴だと言われて
も仕方ありません。モチーフが似たような話が、ある程度順番通りに並べられて
いるというだけなら、「長期連載のために考案されたシステム」ということで片
付けられればそれまでです(それだけだったとしても凄いことだとは思いますが)。
何しろ、見ればお分かりのように、ブロックのように無限に積み重ねていくこと
が可能なのですから。
 今回、タテのレベル間(上部から下部)について、対応だけを示したわけです
が、むしろ難しいのはヨコのつながりです。
 構造に与えられる意味があるとすればそれは何か? 考えられる解釈をこれか
ら断続的に考察していくつもり(頭の中にはいくつかできていたりする(^_^))で
すので、皆さんも気付いたことなどがありましたら、教えてくだされば幸いです。
できれば一緒に考えていきたいです。
 この図表の利点としては、必ずしも連載順に考察を進めなくても、気付いたと
ころのグループごとに考察すればよいということが挙げられます。ですので、こ
れから進めていくつもりの意味論的考察については、適宜ここを参照していただ
くことをおすすめします。

 次回は、6.で“※”印を付けたものの内、どれかになる予定です。
              (疲労が激しいのでしばらく休みます(#_#)あっと)。

#1663 飛鳥杏華さん
 で、御覧になっていかがでしたでしょうか? 私の説では19巻のような小さな
流れを除いた比較的大きな流れは5周、今の流れは大きな流れとしてよいかどう
か不明、といったところでしょうか。回転の速さも関係ありますね。
 尤も周回数そのものには意味がなく、それぞれの周回の意味するところを考え
るというのが今回の結論ですけど。

                         マッシャ・アッキーニ
前の投稿:#1670 考察>『らんま』のスパイラル構造・2 マッシャ・アッキーニ
この投稿:#1671 考察>『らんま』のスパイラル構造・3 マッシャ・アッキーニ
次の投稿:#1672 考察>RE#1652,#1671 ご苦労様です(^^; altjin

フォーラム過去ログ一覧へ戻る

Copyright © 1993-2005. SIG るーみっくわーるど
このページにある投稿文章は、各投稿者に著作権があります。
このサイトで公開されている全ての文章・画像などを許可なく転載することを禁じます。