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#1689/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (XGM38132) 94/ 6/ 5 1:47 ( 29) 感想>人魚の森・傷 by阿修羅 ★内容 今日、いわゆるマンガ喫茶と言う所で初めて読みました。去年のTV放送で「−森 」の方は見たんですが、やっと読みました。 読んですぐの感想は、「なんて話なんだ…」でした。人の死も時間も否定してしま う。 湧太は、500才にしては若い。彼はその精神年齢はとても500才には思えなか った。何故だろうか。誠実な性格は自らの精神の老化を止めることが出来たのだろう か。500才にしては、彼は若く、人間らしい。 そういえば、それに対し、真魚は出会った当時18かそこらだったか(手元に無い から調べられん(^_^;))。不釣合いな道連れだ。それに、無垢だ。生の象徴的存在な んだろうか。これからの湧太との永遠の旅を、どう思っているんだろうか。理解して いるんだろうか。 いや、でも、釣合は問題にはならないな。彼女はこれから永遠に生き続けられる。 「舎利姫」は、少し異色ですね。反魂(違ったりして(^^;))、ですか。神憑りです ね。他の話は人魚意外の超常現象は無いのに。ちょっと違和感を覚えます。 初出の最初が1984年。めぞんの単行本8巻辺りの頃からか。既にこの頃からあ んな息の詰まる物語を…。 P.S. OAVの人魚の森は、原作と少々違ってますが、ひとつの解釈としては、よくここ まで読み込んだなぁ、と思える物でした。 94/6/5 by 阿修羅