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投稿日時:1994/ 8/20 0:32 投稿者ID:QEG72756
#1852/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QEG72756)  94/ 8/20   0:32  ( 57)
感想>RE#1843 あかね保護の意味   飛鳥 杏華
★内容

☆altjinさん

 私の意図した「あかねが保護されている」という意味は、むやみに自分から裸に
なるシーンが描かれていないというですけど、この辺はaltjinさんの受け取
り方と大差ないと思います。

 ただ、らんまに関しては、ほとんどもう無法状態(笑)で、目的のために自ら胸
をむき出しにしたりするわけですが、あかねはそういうシーンが出てきてません。
あかねの裸には、必然性が伴われているとでもいいましょうか? そうでなければ
出さないという姿勢、その代わりにらんまのはドンドン出すぞという姿勢が見てと
れるということなんです。すなわち、らんまの裸を前面に出すことによって、あか
ねの裸が隠されている。つまりは、保護されているという見方です。

 いままで、あかねの裸が登場した話をざっと見渡すと、第1話、2話、「バトル
・ザ・銭湯」、八宝大華輪編、温泉アスレチック編、真之介編、破恋洞編、そして
仕返し人形編ですね。この中で仕返し人形編以外は、すべて風呂に入っているわけ
で、裸になるのには必然性があります。

 つまり、裸になるのがあたりまえの状況が、たまたま絵として描かれているに過
ぎないわけです。あかねが自ら服を人前で脱ぎ捨てたのは、真之介編でオロチの口
の中にいる乱馬を助けようとしたときだけですが、このときもサラシによってあか
ねの裸は人前にさらされることはありませんでした。

 股を広げての蹴りも、格闘としての必然であって、必要以上のものはないと思う
のです。

 さて、では仕返し人形編のアレは何なのかということになります。人前であかね
の裸が堂々とさらされています。乱馬のあの位置がらすると全部見えたでしょうね。
(笑)

 しかし、あのシーンはあくまで仕返し人形に操られていて、本当のあかね自身が
裸をさらす意志をもっているわけではなく、「見ないで」と乱馬の顔にへばりつい
て自らの裸を隠しているわけです。あかねを脱がしているのは、あかねの体を借り
ているニセ物。借り物の体だから、何をいしようと痛くも痒くもない奴。パロディ
系同人(それも面妖系)なんかがそれにあたるでしょう。

 それに対して「見ないで」です。そのあたりに、けもさんの「あかねを保護した
い」という気持ちが働いているように見えるのです。

 そして、アロハ症候群編ですが、ここでは明らかにあかねは、アロハ症候群にか
かった男子生徒たちをおびき寄せるために温泉につかってます。もし、本当に裸に
なっていたとしたら、初めて自分の裸を売りものにすることになっていたところで
した。

 ところが、最後にスッと水着の肩ひもを上げるシーンがあって、裸になっていた
のではないということが示される。このフォローって、別にしなくてもストーリー
には何の影響もないことですよね。だけど、あえてあかねだけに限って描かれてい
る。この辺に、けもさんのあかねに対する特別な保護の姿勢が感じられるんです。

 まあ、これは私が感じているだけなんですがね。(笑) でも、そもそもこれを
言い出したのは私じゃなくて、一刻会の会員で、マッシャ・アッキーニさんが#2
のコミケレポートでAさんと書いている人でした。それを聞いたあとで、あの水着
の肩ひもを上げるシーンを見て、なるほどなぁと思ったわけです。


                    QEG72756   飛鳥 杏華
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