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#2069/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (VGJ14895) 95/ 2/28 1:45 ( 50) 考察>さみしい夜の鵺[つぐみ]・2 雨宮 伊都 ★内容 わかってる わかってるけどもう…… あたしは引き返せない −−渡瀬悠宇『ふしぎ遊戯 八』、 第四十七回「ずっと見てるから」より、唯の内的独白 (CDブック『ふしぎ遊戯 3』−−柳宿役の高山みなみさんの 名演技−−を聴いているうちふと、天啓のごとく閃いた考え。) ……こんなこと云々してもしょうがないのかもしれないけど。 「邪悪女王」のバイトって、「彼女」が自分から申しでたのか、 それとも校長のほうから「彼女」に頼んできたのか。 どっちだと思います? ☆「彼女」自身が申しでた。 この場合、「賞与」を持ち逃げするという「邪悪」行為は、もは や(「偽悪」ならぬ正真正銘の)「邪悪のための邪悪」と呼ぶべく、 そのこと自体については私にもどうやら弁護不可能。 しかし、 ☆校長が、「このスチューデントなら、キャッシュさえはずめば きっと私の忠実なしもべとして働いてくれるでしょう。ホワーッタ グッアイディアでーす!」とかなんとか考えて、「彼女」に話を持 ちこんだ。 というようなことだった場合、「真の自己を韜晦しおおさんがた め、『金の奴隷』を演じ続けることをおのれに課している」という 私の仮説(当ボード #1994〜1996『真実を告げる虚偽』、および一 刻会会誌『そると』8号所載『Nabiki Unveiled』 参照)における「彼女」ならば、このバイトを断るわけにはゆかな い。しかしふたつ返事で引きうけつつ、心の底では、「守銭奴」の 「仮面」を単純に素顔と信じこんで疑わぬ相手に(身勝手かつ理不 尽ではあるが)傷つき、怒りその報復として、なんの働きもせず金 だけ奪ってゆく(「対火車王編」第一話冒頭の「ラブレター強請」 の時と同じ心理による、と見る)。 かくのごとき見方のできる余地も生じるのではないか……と思っ たのですが。 −−これもやっぱり一つの「妄想」かな? VGJ14895 雨宮“なびき女王様の家来[いぬ]伊都”