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#2101/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (VGJ14895) 95/ 3/15 1:25 ( 62) 感想>サンデー13号:哀れ…バスティー(笑)らんま 雨宮 伊都 ★内容 確かに、今度の(ってオイ、既に先々週のハナシだよ)はなにやら話題が艶っぽ くはあります。やや過剰な反応を示された方もいらっしゃいましたね(ふふ。野暮 なこた言いっこナシですよ。第一、『うる星』にだって初期からもっと激しいノリ のやつがあったじゃないですか?)。 「ああ〜〜できることならあかねに分けてあげたい。」(くいくい) 「あんた、こんなことで勝って嬉しいの?」 嬉しいわきゃねーよなぁ、やっぱ……。 完全な男の体に戻る悲願はいまだ叶わぬまま、そこへもってきて、女体時のバス トが大きくなっちゃうなんて。 そりゃヤケになって「くいくい」とばかりこれ見よがしに大きさを自慢したくも なろうもの。「できることなら」……ってこれ、切なる本音なんじゃないかな。本 当に、できたらいいのにねえ。 「暴力料理教室」を髣髴とさせる流れの話だといった感想を抱かれた方が何人か おいでですが、私はむしろ、「早乙女父子登場編」(第1巻PART1〜2)の再 現に近いのではないかと思うのです。あの時も乱馬は、女の姿であかねにプロポー ション自慢していますし(ああ、これはOLTで飛鳥さんも指摘しておられたのだ っけ。「お風呂場で全裸どうしの鉢合わせ」にこの話ラストの「試着室で半裸どう しの鉢合わせ」が対応しているのではないか、ということと共に)。もっとも、私 に連載開始時を想い起こさせたのは、 「乱馬くんあんた…バストが大きくなったのよっ。」 と指摘する、これに先だってなびきは、「わしっ」と両手でもって女乱馬の胸を 掴みましたよね(しっかし、胸を触るのにわざわざ「むんっ。」なんて気合入れる かい?)、あそこです。ああ、「ぷにぷに」&「ぱんぱん」の次は「わしっ」かぁ、 と……。でも、つかんだ感触だけで大きくなったと断言できてしまうなんて、「ぷ にぷに」&「ぱんぱん」の時に得た質感をしっかり記憶してたってことなのかな。 さすがクイーン(←何が。笑)。 大きな変化。あかねの、そして女乱馬のバストアップ。 前者より、後者の方がより意味深長に感じられます。前者は喜ばしい「成長」で もありましょうけれど、後者については果たしてどうか? まあ、乱馬くんを何が なんでも「女」にしたがっていらっしゃる、一部ファンの方々には赤飯モノ(? チガ ワンカソレ)の慶事的「成長(or進化?)」なのやもしれませんが。 私は、「早乙女乱馬」は男女いずれの肉体でいる時も、心は良い意味・悪い意味 の両方において徹頭徹尾、昔ながらの「男の子」にほかならぬとの見解のもち主で すので、これがかなりゆゆしい、容易ならぬ事件のような気がしたのです。「彼」 の「水をかぶると女になっちゃうフザケた体質」が、いっそうその拘束力を増した わけですから。乱馬くんの難儀なボンデージ(拘束)状態は悪化してまだまだ続く ……。となると、『らんま1/2』の完結もまだまだ先? −−あ、だったらめで てえや(笑)。 さはさりながら。一方で、サブタイトルの音感が気にかかります。 「バストバトル」→「ラストバトル」なんて。ほら、『ダストスパート!!』の最 終回サブタイトルが「ダスト・シーン」でしたでしょう。 構図もプロローグのそれに戻ったのであるとすれば、本編でいよいよ物語の円環 が閉じられ、完成をみようとしているのでしょうか?(いや、でもミステリー小説 のタームでいう、「レッド・ヘリング」−−一種の「引っかけ」ね−−ってことも あり得るし……。) (おまけの感想) ・P.133.「はー? どこがー?」…誰ですか? 「うーん、せめて、このもう一 ツまえの段階のなびきが見たかった」なんて言ってるのは? あ、……オレだ(^_^;)。 ・P.139.「こんにちはー、にぎやかねえ。」…ってのどかさん、よその家訪ねた ヒトが案内なしに勝手に居間まで入ってくるか。 VGJ14895 雨宮 伊都