SIG るーみっくわーるど SIG るーみっくわーるど」は、漫画家 高橋留美子先生(るーみっくわーるど)の作品が好きな仲間が集まっているグループです。 るーみっく好きなメンバー間コミュニケーションのためのチャットや掲示板の提供、るーみっく系イラスト・小説・リンク集の公開などを行っています。 オフ会も不定期に開催されています。1992年6月にPC-VAN上で誕生した歴史あるグループです。
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投稿日時:1995/ 4/29 21:47 投稿者ID:QKM33822
#2159/3141 るーみっく☆わーるど
★タイトル (QKM33822)  95/ 4/29  21:47  (107)
感想>今週のらんま「二等辺三角関係」  altjin
★内容
 トビラ絵、鏡文字(左利きであったダビンチが得意としていましたが、私に
はできません(^^;)は女装乱馬がのどかにバレる話の最後にもらんまの額に出
てきました。

 「ずん胴な女」、私は獅堂光(CLAMP「魔法騎士レイアース」の少年的
剣道おさげ少女)よりも王理(高河ゆん先生「超獣伝説ゲシュタルト」の元は
男だけど自分のご主人様の知的な青年にキスを迫る、らんまよりやおいな魔法
使いおさげ少女)の方が好きです#^^;(光>らんま>王理と育つにつれて名前
が変わる様はまさにオサカナ(^^;)。

 「コンパクト」、「密度の高い、ぎっしり詰まった」という意味からは「密
度の細密さ=複雑さの大きさ=次元の大きさ」で、コンパクト内時空間は5次
元だろうと解釈できます(それならば最後の「永遠の恋人」が明快な意味を持
ちます。5次元では時間の束縛を離れるから(「シンクロニシティ論(上)」
参照のこと(^^;)です−−今世紀末〜来世紀初の予言される大変動はどうやら
地球次元自体の増大・5次元化による可能性が高いらしいとか(^^;・自己客観
化によって「空(なにも無いのではなく、『何の区別も無い=すべてが渾然一
体に溶け合っている状態』のこと)にある自己」に至れなかった人の電磁波的
個人的構造は「複雑の露見」によって崩壊・分裂してしまうでしょう、もしそ
うであるならば(^^;。実は私もまだ至ってはいないけれど(^^;−−具体的には
「夢の中でもはっきり明確な意識を保てるようにすること」言い換えれば「夢
の中ですら自己客観化できるようにそれを習慣づけること」が必須の、そして
本質的には唯一の防御策となるはずです。夢も見ずに眠っている状態ですら自
己客観化できるならば最高です(私はまだそこまでいっていないけど(^^;、ラ
ジニーシ和尚は覚醒が真正なものであるなら必ずそうなる、と断言してくれて
います(^^))。別に天変地異が無く無事に21世紀になれたとしても、その自
己客観化それ自体は「衝動に振り回されなくなる」「不幸や悲しみをも客観化
できるようになる」等の点で生きる上で必ずや役に立つでしょう(^^))。
 もう1つ可能(私に固有的に可能な、という意味で)な解釈は、「コンパク
ト・ディスク=CD」とする読み方です。乱馬とコピーらんまが同じコンパク
トを見ることによって永遠の恋人となれるのは、「目的が一致するから」だと
も読めます(「シンクロニシティ論(下)」参照のこと(^^;)。つまり、けも
先生の目的は「私を捕獲すること」であって、「らんまヒロイン化支援」はそ
の囮であった、と言うことです(実際、確かにけも先生の去年末〜今年にかけ
て見せた動きは、後者の目的による解釈からは「なぜここで迂回する(^^;?」
と私を悩ませる不可解なものでした。でも、続く雑感「S的予言状況のこと」
で展開するように、「私を捕獲するためにはらんまヒロイン化は必至」ですか
ら別に良いですけどネ(^^))。

 倒れたらんまの額のこぶ、何かに似てると思ったら、「三つ目が通る」の写
楽保介のことかな(^^;?

 なかなか面白そうな本が出たのでさっそく買ってきました(^^)。
・「マンガの読み方」(別冊宝島EX)
 具体的な表現分析に関する、マンガを対象とするのでは初めての本ではない
でしょうか(^^)? 基本的には構造主義・記号論的視点に立ちながら、コマの
流れのリズム的展開や多層性といった時間性も忘れてはいません。要して言え
ば、マンガにおける部分外部コンテクスト・コード体系=「マンガの言語学」
の初の総まとめ本と言えるでしょう(^^)。るーみっくからは、めぞん一刻が何
シーンか取られて分析されています(^^)。
・「聖なる予言 実践ガイド」(J・レッドフィールド他、角川書店)
 別な地域、別な言葉で語られた実現主義ですね、これわ(^^;。ここまで来る
ともはや影響関係どうこうではなく、実現主義も(これや「知の論理」等の実
現主義的展開も)世界的な無意識変動を各々が個々に具体化・概念化したもの
だと考えた方が良いように思われます(^^)(形式主義においても、やはり同じ
知の形態がまったく別のところから直接的な相互影響なしに現れたという前例
−−ヒルベルトの数学公理化・ソシュールの記号言語学・パースの記号論・シ
ェーンベルクの12音音楽等々−−がありますから(^^)。でも、他の人々の努
力の末到達した概念に私が無意識的共鳴でアクセスしてしまった可能性もなき
にしもあらずです(^^;−−どうも実現主義が出現は一番遅いようなので(^^;。
でも、それならそれで、それらを統合的・理論的に扱っているのはまだ見かけ
てはいないので、実現主義を構築することで無意識的影響をぶちまけて新たな
知の契機となり得る点で、実現主義はまあそれなりに意義はあるとは言えるで
しょうか(^^;。あ、それと、シンクロニシティ的発動として実現主義的諸書の
発行を促す作用もあるかも知れません(^^))。
・「現代アメリカの自画像」(佐々木毅著、NHKブックス734)
 アメリカでも今、民主主義は危機に瀕しているようです(^^;。その根源はや
はり「相互不信」と「利益崇拝」ですね(^^;。経済はその合理性志向によって
必然的により大きな「対称性の破れ−−ここでは貧富の差の拡大」へと向かう
だろうこと、実はその理念的平衡状態と必然的対称性の破れ状態との落差こそ
が民主主義社会の活力源であろうということ等のアイデアが閃いたので−−そ
れともう1つ、「拡張自己実現」は実は極めて危険な概念で、大日本帝国も第
3帝国もこれを絶対善とするところに成立したらしいということ・歴史群像シ
リーズの「アドルフ・ヒトラー」権力編・戦略編を買って、「なぜワイマール
民主体制は彼という独裁者を認めたのか?」の観点から今は読んでいるのです
が(具体的には「世界大恐慌>失業者の増大>共産化への恐怖>社会党と共産
党の対立>社会党の政権放棄による議会システムの崩壊>ヒンデンブルグ大統
領の直接支配>ヒトラーの巧妙な政治戦略により、保守派は彼以外はすべて没
落>ヒンデンブルグ、来たるだろう悲劇に涙しつつヒトラーを首相に任命、直
後に失意のうちに死亡>ヒトラー、大統領を兼任、速やかに独裁体制へ」と流
れるのですが、ナチスを国会与党に押し上げたのは無論、ドイツの「インテリ
に批判的な」大衆しかし間接的には「大衆に孤高する」インテリでもあったの
でした(^^;)、ヒトラーと言うと「狂気の独裁者」のまさに神話的イメージが
強いのですが、実際には彼は「大衆の社会参加意欲を非常に重視しつつ、しか
しその団結は阻止する」内政には非常に慎重かつ狡猾な「政治家」でもあった
ようで(その原則は彼自身の基盤であるナチス党にすら徹底的に適用されてい
ました)、つまりは「拡張自己実現の重要性を見抜き、かつ自身をその象徴体
とすることでそれを私腹した」わけだし、あと日本もまた儒教的道徳と天皇絶
対制とを連結することで、軍部は国民を「拡張自己実現」のもたらす自我の肥
大化の元に初めて思いのままに駆動し得たということ・つまりは、「拡張自己
実現」における「自己客観化(対社会客観化)」を必ず考慮して、その具体的
手法等を確立しておく必要がある、ということで・言い換えれば、「拡張自己
実現」という概念は極めて慎重に扱わねばならない−−あるいはまたいくつか
実現主義系の考察を展開するかも知れません(^^;。

 しかし、私の手相の運命線は30歳頃で終わり、生命線もその頃辺りで一度
切れて、上からそれに覆い被さるように別な線が、そっちは手の甲の方まで続
いていたりします(^^;。「今わの際に〜」といい、最近の疲れの増大と言い、
実際にその頃に死ぬか、あるいはそれは「音無響子として死に、五代響子とし
て生まれ変わる」意味なのか、ますますに謎めく響子の頃です(^^;(あ、よく
見たら2つの生命線は細い小さな線で跳躍するように一応はつながってるよー
です(^^;。ちなみに、四柱推命の方にはその時期の死の暗示は皆無なので、そ
れをそのあまりの的中度で信じている私としては別に不安ではありません−−
まあ、元から「いつ死んでも悔いがないように」小説や考察を書いているので
どちらにしても未練はないですが(^^))。

altjin
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