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#2265/3141 るーみっく☆わーるど ★タイトル (VGJ14895) 95/ 7/11 23:11 ( 78) 感想>気になるなるなる。 雨宮 伊都 ★内容 週ごとの『らんま』、こっちが読後ボーッとしているうちに、いつも大概シニョ ール・アッキーニや飛鳥さんが要領よくまとまってて、かつツボも押さえた内容の 感想MSGをUPしてしまわれるものだから、いざ、さアそろそろ所感を書き込も うかいという心持ちになった時にはもう書くべきことがほとんど無かったりして。 フツーの感想だったら、浮かぶことは大体似たようなものなことが多いから、あえ て私からも(しかも劣れる筆致で)言挙げするには及ばない気がするんですよねー。 ま、書くことが少ないと楽でいーか(って、前にも同じようなこと書いた記憶が… …)。 それでも一応、まずざっと書いて見ませう、フツーの感想のほうから。 前回の予告ですでに恐らくどなたもが察してらしたでしょうけれど、乱馬くんと あかねちゃんとの「らぶらぶ」なお話でした。ほんと、この二人の間については、 余人がとやかくいらぬ賢し口をさし挟む必要なんかないなって感じ。彼らのやりと りってば最初から最後まで可愛くて微笑ましくて、ケンカしてるとこを見せられれ ばみせられるほど、両人がいかに仲良しさん(←婉曲表現)かってことがひしひし ひしと感得されちゃう。いいんだ、二人はこういう調子で。暖かい眼ざしで見守っ ていてあげましょうよ、ねぇ? P15・再下段のコマ……そーか、「とど」って、こーゆー漢語(獣偏に「賓」の 二文字目が出せません……外字で作らないとないのね)も宛てるのかぁ。知らなん だわ(因みに、ルビのほうが間違ってるぞっ。困るなー。:某刻会校正本部主幹・ 談(笑))。 P20・1コマ目「女王様と呼んでくださいまし。」by小太刀……悪いがキッパリ と断る!(←だれがおのれにゆーとるか雨宮。) P21・「快くもとの笹に」……この、さりげないダジャレが心にくいっす。 P23……ヤドカリ風情を「ベアトリーチェ」などと名づけていつくしむダンディ、 違ったダンテなおっさん……。 P27・空へ昇ってゆく自分のタンザクを見上げたあかねの横顔……彼女の裡で乱 馬がいかに掛け替えのない大切な存在であるか! −−もはや生きるうえで、もし 失ってしまったら洒落にならないほど重く大きな存在となっていること(だって、 自分を心の鎧から解放してくれた恩人なんだよ?)については、かつて初めて本ボ ードにUPした長文なびき考の冒頭でもすこし触れたのでしたが、いずれまた改め て細かく論じられたらと思います。 ……ああもう、結局幸せそうで羨ましいったらないっ。くそおっっ(どーしちゃ ったの!? ITOにいちゃん!)。 さて、こっからフツーでないほう(笑)の感想です。今回の話を読んで、目につ いて個人的に興ぶかく感じられたのが、ひなちゃん先生の笹につけていたタンザク 群のうちの一枚、「早雲さま」でした。まぁだ諦めてなかったんだー……「ひなち ゃん家庭訪問編」のことを回想して愉快に思うとともに(にしても、「おもちゃ」 や「おかし」などと同レヴェルなのかよ……(笑))、これに関係してちと気にか かって来たことがあります。すなわち、天道家の姉二人の今回の不在です。最初か ら最後(帰り道……)まで、影も形もない。折角の縁日なんだから、お父さんズと 一緒に来ていてもいいのに。 いえ、単に姿を現わしていないだけ、乱馬たちと行動を共にしなかっただけで、 お祭り自体には来ていたのやもしれないし、もとよりフツーの理屈では、たとい来 ていなかったとしてもさほど不自然ということにはなりますまい。たまたま行きた くなかったとか、ほかに用事があったとかの理由も考えられますし。ただ私にとっ ては、タンザクの文字によって蘇らされた「家庭訪問編」の記憶と繋がることで、 彼女らの今回の不登場が妙に強く印象づけられる結果になったわけなのです。 もしかして次回の『らんま』は、かすみ・なびき両人(ないしその片方)をキー パースン(ズ)とした物語(家庭内悲喜劇?)なのかも?? ……なーんて思って読 み返すと、小太刀の「女王様と呼んでくださいまし。」もなにやら、予告めいて意 味深長な響きを帯びているように感じられてきたりして(笑)。はてさて、どうな ることだか気に奈留(←はに?)、……いや、気になるなるなるーっ。 しっかし#2261の飛鳥さんも、伝説の相合いガサ編とか、夏来香がどうのとか、 また心にひっ懸かる言葉を並べて下さることだ……無論、おおかた飛鳥さんの意図 は私と全然別のところにあるわけでしょうけど(登場以来一周年おめでたうの仕返 し人形についても、私に言わせれば、少なくともあかねの魂が閉じこめられる前の あれはあかねというより、……に似ているんだよなぁ、ボブなんだもん)。 おあとが宜しいようで。 VGJ14895 雨宮“それはおぬしの妄想じゃ!”伊都 ……こんな阿呆なこと書くよりも、飛鳥さんもおっしゃってる「きんちょーの夏」 について考えをめぐらすべきだったかなぁ、やっぱり。